ITフリーランスエンジニアの案件を獲得する方法を徹底解説!未経験や初心者でも希望の仕事を得るためにできることを紹介
転職が当たり前といわれているIT業界。
古くから当たり前だった動きですが、昨今は転職に加えて「独立」…つまりフリーランスのITエンジニアとなって働いていくという動きも活発になってきています。
「フリーランス」という働き方に興味を持たれる方も多いかもしれませんが「仕事を見つけられなさそう」といった不安から中々アクションを起こせない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
本記事では「フリーランスエンジニア」の案件を獲得する方法を詳しく解説いたします。
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フリーランスエンジニアが気になる仕事の獲得方法
実際に、フリーランスエンジニアとして独立した後もなかなか思うように案件が獲得できないということもよく見られるケースの一つです。
そこで今回の記事では、フリーランスのITエンジニア案件を獲得する方法について詳しく解説していきます。
案件の探し方から獲得の仕方はもちろん、初心者の方でも仕事を獲得するためには何が大事なのかまで注目。
フリーランスエンジニアとして、充実した人生を歩んでいけるかもしれません。
フリーランスエンジニアの案件
フリーランスエンジニアの案件は常時非常に数多く募集されています。
幅も広く、プログラミング案件から保守・管理の案件と多岐に渡っており、1つ1つの数も豊富です。
つまり自分の希望する仕事や、自分でもできる仕事が探せば必ず見つかるはず。
まずは仕事の探し方と案件の獲得方法について紹介いたします。
ITフリーランスエンジニアが案件を獲得する方法
ITフリーランスエンジニアとして活動するうえで必要となってくる仕事探しですが、いくつか方法・手段があります。
- 営業
- ポートフォリオ
- 紹介
- クラウドソーシング
- エージェント
1つずつ詳しくチェックしてみましょう。
仕事探し1:営業をする
最初にチェックしておきたいのが「営業活動」です。
自分をいかに売り込むことができるか、というポイントになります。
フリーランスエンジニアというと幅が広いですが、Webサイト等を立ち上げて自分の実績や技術力をアピールできるかもしれません。
何もしなければ、誰からも自分のスキルや能力は見てもらえません。
Web上にそういった場を設けておくだけで、少しでも目に留まる可能性を高めることができます。
ポートフォリオページなどを作成しておいてもいいかもしれません。
何にせよ、自分の持つスキルや能力を「アピールする場」をセッティングしておくということが重要です。
仕事探し2:ポートフォリオ
フリーランスエンジニアの仕事を獲得するうえで重要となってくるものの1つとして「ポートフォリオ」が挙げられます。
ゲーム業界ならともかく、IT業界でポートフォリオの提出を求められることはほとんどありません。
しかし、あるのとないのでは圧倒的に差がつきます。
先ほど少し触れましたが、Webサイトなどにポートフォリオを作成することができます。
自分の実績や開発したソフトウェア、Webプログラムなどを掲載できるでしょう。
また、スマートフォン向けアプリケーションであればスクリーンショットなどを添えてストアページのURLを掲載できるかもしれません。
その際には使用した言語や開発環境、ライブラリ等々も併せて掲載できます。
クライアントにとっても一目でエンジニアの技術力やスキルをチェックでき、好印象に繋がるでしょう。
「この人になら今回の案件を任せられる」という思いに繋がるのが「ポートフォリオ」です。
仕事を受注・こなす前に技術力をアピールできる貴重な場ですから、手を抜かずにしっかりとしたポートフォリオを作るよう心がけましょう。
仕事探し3:紹介
営業と通ずる部分もありますが、友人や知人、同業の企業等々から「紹介」や「口コミ」で案件を獲得できることもあります。
フリーランスエンジニアとして活動する上で、いかに人脈を広げるかが重要となってくることが分かるでしょう。
案件中に「もうこのクライアントとは仕事しない」と思ったとしても、もしかしたらそのクライアント経由で新たな案件が飛び込んでくるかもしれません。
常に「いつか自分に返ってくる」ということを頭に置きながら仕事に取り掛かることが重要です。
そして何よりも「紹介したい」と思ってもらえるような信頼を得て、魅力あるフリーランスエンジニアとなれるよう努力しましょう。
たとえどれだけ高い技術力や能力を持っていたとしても、信頼できないエンジニアを紹介してくれるわけがありません。
常に「信頼されるフリーランスエンジニア」となれるよう意識しておくことが重要です。
仕事探し4:クラウドソーシング
インターネット上で展開されているクラウドソーシングサービスを活用するのも、案件を探す際に役立ちます。
クラウドソーシング向け案件を募集しているWebサービスで、自分の持っている技術や習得しているプログラム言語で検索してみてください。
内容にもよりますが、大抵数多くの案件が掲載されています。
クラウドソーシングはクライアントの評価なども登録されているため「このクライアントは信頼できるのか」といった部分までチェック可能です。
まずは小さい手軽な案件をこなして実績を積み重ね、徐々に大きな案件も獲得できるようになっていけるでしょう。
仕事探し5:エージェント
また、フリーランスエンジニア向けのエージェントに登録・利用してみるというのも手段の1つです。
エージェント自体も多くの種類がありますが、ITエンジニアの方であれば「フリーランスエンジニア専門」のエージェントサービスを利用できます。
仕事を探す際にエンジニア以外の案件を完全に除外できるメリットもあれば、特有の案件も掲載されているなどといったこともあるでしょう。
また、面倒な事務手続きを行ってくれたり、面談等を通じて自分に最適(おすすめ)なフリーランス案件を紹介してくれます。
こういった具合に「心強い味方」になってくれるのがフリーランスエージェントです。
先ほど触れた「営業」を自分の力のみでこなすのは正直骨の折れるアクションといえます。
知人や友人からの紹介は、そもそもフリーランスとして活動した実績等がなければ難しい場合もあるかもしれません。
また、クラウドソーシングで掲載されている無数ともいえる案件の中から自分にピッタリなものを探すのも大変です。
そういった面倒・大変な作業をエージェントが代行してくれます。
実際に利用するかどうかはともかく、登録だけでもしておくと後に役に立つでしょう。
未経験やフリーランスになりたてでも案件獲得を目指せる
フリーランスの仕事というのはどれもレベルが高く、初心者にはとてもじゃないが無理だと感じている方も多いのではないでしょうか。
しかし、実際には未経験の方でも十分に目指せるのが「フリーランスのITエンジニア」です。
一体どういう意味でしょうか。
ある種、敷居が低いIT業界
IT初心者・未経験の方でも、フリーランスのITエンジニアを目指すことは決して不可能ではありません。
未経験の方の場合はいきなり仕事を受注するのは難しいかもしれませんが、それでも目指すだけの価値はあります。
一体なぜでしょうか。
資格がいらない
IT業界で働くうえで必要な免許や資格はありません。
もちろん、応用情報技術者試験や各ベンダー資格等々「持っておくと有利」な資格は数多く実施されています。
しかし「持っていなければ働けない」という資格試験や免許制度は導入されていないのが現状です。
そのため、誰にでも働けるチャンスがあるといえます。
学習環境が整っている
そして、IT技術は学習環境がかなり整っています。
書店に行けば数多くの技術書・参考書が販売されているほか、Webサービスでプログラミングからネットワークに関することまで様々なことを勉強できます。
プログラミングに関しては「プログラミングスクール」といったものも利用して勉強に打ち込めるでしょう。
自分の時間の用い方、やる気やモチベーション次第でいくらでも学習できるのが「IT技術」なのです。
初心者や未経験者向け案件も多い
とはいえ、いくら勉強をしたところで「仕事で使えるレベルなのかは分からない」という方も多いでしょう。
確かにIT業界未経験・初心者の方であれば「自分の持っている技術で仕事になるのか?」と疑問に持たれるのもある意味自然なことです。
しかし、クラウドソーシングなどで案件を探してみると初心者や未経験者向けの案件も数多く募集されていることが分かります。
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レベルアップに繋がる
初心者・未経験者向けの案件は、その分単価も低いことが大半です。
しかし、そういった小さな案件をコツコツとこなしていくことが大切です。
実際に報酬の発生する業務に携わることで、自分のスキルもたとえ少しずつだとしても着実にレベルアップします。
少しずつ案件の規模を大きくしていき、気が付けば立派なフリーランスエンジニアとなれるでしょう。
希望の仕事を得るためには
フリーランスエンジニアとして働き始めたはいいけど、やりたくもない案件ばかり受注している方もいらっしゃるかもしれません。
自分の興味のない仕事ややりたくない仕事だとモチベーションも上がりませんし、業務効率も落ちてしまいがち。
続いては「希望の仕事を得るために何ができるか」という観点から注目していきましょう。
ポートフォリオを見直す
フリーランスエンジニアとしての活動もある程度の期間が経っていたとすれば、過去に作成したポートフォリオではデータが古いという場合もあるでしょう。
また、IT初心者という場合はポートフォリオをやっとの思いで作り上げたという方もいるはずです。
自分の気が進まない案件が飛び込んでくるのは、もしかしたらポートフォリオに原因が潜んでいるかもしれません。
仮にクライアントがポートフォリオを基にして仕事を依頼してくれているのだとしたら、その可能性は大いに考えられます。
自分の気が進まない案件に繋がる技術をアピールしているがゆえに「やりたい」仕事と繋がっていないという可能性があるかもしれません。
ポートフォリオは自分の技術をアピールできる場でもあり、やりたい仕事をアピールする場でもあるといえます。
自分が主に受注したいと思っているような関連技術をメイン・主軸に据えてポートフォリオを作り直してみてもいいかもしれません。
定期的にチェックし直してみるのも重要です。
実績をつける
希望の仕事を獲得するためには、その仕事に関連する実績を積み上げることが重要です。
直接的には関係がなくとも関連技術として挙げられるものや、セットで扱われることの多い言語などの実績をつけましょう。
また、単価やレベルの低い案件であったとしても内容がやりたい仕事なのであれば受注してみてもいいかもしれません。
例え小さな案件・実績だとしても、それを積み重ねていくことでいずれ大きな実績となります。
自分のやりたい仕事の実績を持っていれば、案件などに応募した際に自分を採用してもらいやすくなるでしょう。
例え小さくとも案件を確実にこなしていくことは、やはり重要なことといえます。
安定して案件を受注するコツ
フリーランスエンジニアとして働いていると、決まっていたはずの案件が突如キャンセルされたり、長期プロジェクトが突如終了を迎えたりと、突然仕事を失うケースも発生します。
上記は決して珍しいことではなく、誰にでも起こり得る悲劇です。
しかし、それで落ち込むことなく、すぐに切り替えて新たな仕事・案件を探すようにしましょう。
その時に鍵となる重要な要素を紹介します。
エージェントを頼る
いつでもエージェントと連絡を取れる状況にしておくのは重要です。
ある程度フリーランスとしての仕事や案件の受注が安定してくると、エージェントに頼る機会や頻度は少なくなっていくかもしれません。
しかし、突然仕事が無くなったり、プロジェクトが解散した際、エージェントは頼れる存在です。
自分にピッタリな案件をピックアップしてくれることもあれば、身に染みるアドバイスを与えてくれるパートナーとも成り得るでしょう。
各所へ連絡してみる
仕事が無くなった際には、友人や知人、業界の知り合いなどに連絡してみるのも1つの手段です。
何か助けとなる情報や案件そのものを提供してくれるかもしれません。
また、過去に案件を受注したことのあるクライアントに連絡してみるのもいいでしょう。
その際に自分がしっかりと仕事・責任を果たしたという実績があるのなら、クライアントからの信頼も既に得られているかもしれません。
タイミング次第という部分もありますが、再度仕事を割り振って発注してくれる可能性も考えられます。
仕事に困らないフリーランスエンジニアになる
今回紹介してきた「ITフリーランスエンジニアの案件を獲得するために大切なこと」は、1つ1つは大きなアクションではありません。
しかし、そのどれもが重要なアクションです。
人脈の形成はもちろん、ポートフォリオを定期的に見直してブラッシュアップをしたり、営業を行ったりと、どれも「案件に繋がる」行動といえます。
全てを怠らずに行うことで、仕事に困らないフリーランスエンジニアになれるでしょう。
充実した仕事
もしも、自分の好きなことを仕事にできれば充実した毎日を過ごすことができるでしょう。
プライベートはもちろん、仕事まで充実していれば幸福感や満足感も得られるはずです。
フリーランスという働き方には、大いにその可能性が眠っています。
自分の技術やスキルを最大限に活かせる仕事を受注して、誰からも頼られるエンジニアになれるかもしれません。
フリーランスエンジニアとして、仕事もプライベートも充実した生き方を目指してみてください。