
セールスエンジニアの仕事内容や年収を徹底解説!求められるスキルや役立つ資格・勉強法は?
こんにちは!
toiroフリーランス編集部です。
エンジニアの中でも仕事内容が異なるサービスエンジニアについてご紹介していきます。
詳しい仕事内容から年収まで詳しく解説していきましょう。
セールスエンジニアとサービスエンジニアの違い
セールスエンジニアとは、エンジニアとしての技術力と営業スキルを持ち合わせたエンジニアのことを指します。
サービスエンジニアもよく耳にしますが、保守やメンテナンスなどアフターサービスに特化したエンジニアのことです。
急な故障や定期的なメンテナンスを専門の仕事としています。
セールスエンジニアとサービスエンジニアの違いはどの仕事に重きを置いているかです。
セールスエンジニアは営業がメインの仕事になります。サービスエンジニアはメンテナンスが主な仕事です。
同じような職種に聞こえますが、実は全く違う仕事範囲を受け持っていることがわかりますね。
セールスエンジニアはアフターサービスも行うことがありますが、営業としてクライアントとの関係を保つ役割も担っています。
セールスエンジニアの仕事は幅が広いため複数の業務を同時並行で行うことが多いようです。
セールスエンジニアとシステムエンジニア(SE)の違い
セールスエンジニアは営業がメインの仕事となり、システムエンジニアは技術職メインの仕事です。
セールスエンジニアはクライアントがイメージしやすいように簡単なサンプルプログラムを書くことがあります。
また、営業職だとシステムエンジニアに確認しないとわからないようなこともセールスエンジニアは熟知していることが一般的です。
そのため、クライアントとシステムエンジニアの架け橋となる枠割ともいえるでしょう。
セールスエンジニアの仕事内容
それではセールスエンジニアの仕事内容を詳しく解説していきましょう。
クライアントへの提案
セールスエンジニアはクライアントから課題のヒアリングや提案、クライアントからの質問への回答まで行います。
営業職だけではエンジニアに確認が必要なこともあり、その場で回答できない場合も多いです。
しかし、セールスエンジニアであればエンジニアを介すことなく回答できるので商談が早く進むメリットがあるでしょう。
また、IT業界以外の方にもわかりやすく説明するという職務も含まれています。
専門性の高い商材になればなるほど、ITに関する知識のないクライアントにも理解できる解説が必要になるでしょう。
そのため、セールスエンジニアが営業に同行することでクライアントにとっても満足度が高くなり商談が成立しやすくなります。
クライアント先への訪問
クライアントとの長期的な関係を築くために、定期的に保守・点検を行うこともセールスエンジニアの仕事です。
ただメンテナンスを行うのではなく、違うシステムの導入やクライアント先の悩みを聞き出すなどの意図が含まれています。
つまり、次の仕事の糸口を見つけることもセールスエンジニアの仕事というわけです。
セールスエンジニアの年収
セールスエンジニアの年収は、厚生労働省の職業情報提供サイト jobtagのデータによると、営業(IT)という分類で、620.4万円となっています。
他の職種と比較しても平均年収は高水準であることがわかるでしょう。
セールスエンジニアの仕事内容でもわかるように、営業だけでなく専門知識やスキルも要求される仕事であるためと考えられます。
また、営業のように成績に伴って報酬にも反映されることがあります。
キャリアを積めば将来的にITコンサルタントを目指すことも可能な職種であることも高収入に繋がっているでしょう。
セールスエンジニアになるには
セールスエンジニアになるためには、どのような方法があるのでしょうか。
営業からセールスエンジニアになる場合
IT業界への注目が集まり需要が増えるにしたがって、普通の営業職からセールスエンジニアに転向す人も多くなりました。
専門知識やスキルを身に付けることによって、営業としての市場価値を高めることができるのもメリットでしょう。
最初はITの知識をしっかり学んで、働きながらITスキルを身に付ける人も多いようです。
営業よりも大変な仕事ですが、高収入であることと需要がたくさんあることで営業職の中でも人気が高まっています。
もともと営業スキルが高く向上心のある人が多いので、新たなキャリアを目指すきっかけともなるようです。
エンジニアからセールスエンジニアになる場合
エンジニアとして働いている人の中には、営業に挑戦したいと思う人も多く存在します。
セールスエンジニアはITコンサルタントに近い仕事に位置しているため、キャリアアップのために転向する人が多いようです。
ITスキルと技術を持ち合わせているので、エンジニアからセールスエンジニアへの転向が最もしやすいといわれています。
システムエンジニアとしての知識や技術力を兼ね備えているので、クライアントへの提案力も高く満足度も高いのが特徴です。
また、エンジニアと違い自分の実力が報酬に反映されるのもメリットといえるでしょう。
未経験からセールスエンジニアになる場合
今ではどの企業でもIT化が進み、潜在的な需要は数えきれないほどでしょう。
そのため、未経験からもセールスエンジニアを目指すことができる環境を用意している企業も多くあります。
また、セールスエンジニアは営業スキルとITスキルを身に付けるため市場価値の高いビジネスパーソンになることが可能です。
セールスエンジニアはIT業界の中でも最も参入しやい職種と言えるかもしれません。
ITスキルがないけれどIT業界に参入したい方は、まずセールスエンジニアから挑戦してみるのもおすすめです。
セールスエンジニアに求められるスキル
セールスエンジニアにはどのようなスキルが求められるのでしょうか。詳しく解説していきましょう。
ITに関する知識とスキル
セールスエンジニアにとってITに関する知識は必要不可欠です。
また、専門用語などもクライアントへわかりやすく説明することが求められるため、理解度の深さも重要になります。
セールスエンジニアで高収入を目指すのであれば、ITスキルも兼ね備えておいた方がいいでしょう。
場合によっては、クライアントがイメージしやすいように簡単なサンプルプログラムを書くこともあるようです。
そのため、IT知識だけではなくスキルを持ち合わせておくとより優秀なセールスエンジニアとして認められることになるでしょう。
コミュニケーション能力
セールスエンジニアで重要視されるのがビジネスとしてのコミュニケーション能力です。
クライアントとエンジニアの架け橋となる役割を担っているため両者を理解する必要があります。
クライアントが求めるものとエンジニアの技量を両方考慮した提案力が求められることになるでしょう。
そのため、自分の判断だけで決定するのではなく、エンジニアとも信頼関係を築くことが求められます。
セールスエンジニアにとって、コミュニケーション能力は仕事の上で基盤となる重要なスキルであることを理解しておくべきです。
向上心
IT技術は常に進歩しています。
学び続けていないとセールスエンジニアとしての役割が果たせないといっても過言ではありません。
新しい技術が導入されたり、新システムを提案することもあるでしょう。
そのときにセールスエンジニアが理解していないと商談を成立させることができません。
ITの知識やスキルをセールスエンジニアが理解できていないと評価が格段に下がります。
今まで築いてきたクライアントとの関係も水の泡となってしまうでしょう。
それだけIT知識やスキルについては常に勉強していることが求められることになります。
セールスエンジニアとして知っていて当たり前のことを続けるのは、実はとても大変なことです。
セールスエンジニアに役立つの資格と勉強法
ここからはセールスエンジニアに役立つ資格と勉強法をご紹介していきましょう。
セールスエンジニアには資格は必要ないですが、スキルの証明のために役立つといわれています。
役立つ資格
セールスエンジニアに役立つ資格は主にITスキルを証明できる資格です。
基本情報処理技術者や応用情報処理技術者のように、ITスキルをアピールできる資格を持っておくと信頼度が上がるでしょう。
また、ITストラテジスト試験を取得しておけば、ビジネスについての理解も証明することができます。
ITストラテジスト試験は、ITコンサルタントを対象とした高度な資格試験です。
会社経営をITスキルの側面からアプローチしている試験となっています。
この資格を持っておけば、セールスエンジニアとして自信を持って実力をアピールできるでしょう。
おすすめの勉強法
ITスキルを独学で学ぶのはかなり時間がかかります。
セールスエンジニアとして即戦力になりたいのであればスクールに通うことがおすすめです。
働きながらスクールに通う場合なら短期コースで集中的に学ぶのがいいでしょう。
セールスエンジニアで高収入を目指すのであればスクールの費用や時間は自分への投資といえます。
しっかり先行投資することで、その分リターンも早く得られるはずです。
セールスエンジニアに向いている人
セールスエンジニアに向いている人にはどのような特徴があるのでしょうか。
コミュニケーションをとるのが好きな人
セールスエンジニアはコミュニケーションの連続です。
エンジニアから転向する人の中には人と関わる仕事をしたいと転向する人が多いのも特徴といえます。
その人たちにとって、エンジニアの経験も活かせて人と関われる最高の仕事といえるでしょう。
そのため、コミュニケーションに苦手意識のある方やコミュニケーションをとりたくない人にとっては苦痛の仕事となるでしょう。
また、クライアントと接する仕事でもあるので、ビジネスとしてのコミュニケーション能力が問われます。
ただ楽しく話せばいいというわけではないので、しっかりコミュニケーションスキルを身に付ける必要もあるでしょう。
好奇心の強さ
セールスエンジニアはシステムエンジニアとしての技術力がなくても参入することができる職種です。
しかし、ITに関する幅広い知識が必要になるため、IT業界について深く勉強する必要があります。
だからこそ、IT業界やITスキルに関する好奇心の強さがとても重要になるでしょう。
また、ITスキルや知識は1度学んだら終わりではありません。
常にアップデートされ続けるので最新の情報を知っておく必要があります。
セールスエンジニアのやりがい
セールスエンジニアのやりがいはどこにあるのでしょうか。詳しく解説していきましょう。
実績が数字に表れる
セールスエンジニアのやりがいは、何といっても実績が数字に表れることです。
システムエンジニアはチーム単位で仕事をすることが多いので、個人がどれだけ仕事したのかは明確には測れません。
しかし、セールスエンジニアであればどれだけ契約に結び付いたのか、売り上げなど数値化することが可能です。
また、売り上げの高いセールスエンジニアであれば報酬に反映されることもあります。
実績と収入にしっかりと反映される仕事なので、やりがいは十分に感じられるはずです。
クライアントから直接意見を聞ける
システムエンジニアは営業を通して意見を聞くことはありますが、直接意見を聞くことはなかなかありません。
しかし、セールスエンジニアであればクライアントから正直な意見を直接聞くことができます。
ときには厳しい意見もあるかもしれませんが、それも今後のビジネスに活かせる貴重な意見です。
意見を直接聞けることは仕事において財産になることを知っておきましょう。
セールスエンジニアの将来性
セールスエンジニアは将来的にITコンサルタントも目指せる職種です。
そのため、セールスエンジニアとして実績を積むことで独立することも可能でしょう。
実力があれば企業に属しているよりも、これからはフリーランスとして活動していく方が高い報酬を得られる可能性も高くなります。
セールスエンジニアとして活躍することは、それだけ価値のあることです。
大変な仕事ですが、しっかりと自分のキャリアを描くことで仕事への意欲も格段に上がるでしょう。
ただのセールスエンジニアとして終わるのか、さらにステップアップするのかはあなた次第です。
自分の可能性を広げるために、セールスエンジニアとして実績を重ねさらなるステップアップを目指しましょう。
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