今回の記事ではRailsのチュートリアルの正しい進め方を徹底解説。

Railsのチュートリアルの各章完遂までの所要時間・難しくても挫折せず学習するコツなどをご紹介します。

それではRailsのチュートリアルの正しい進め方からはじめましょう。

Railsチュートリアルの正しい進め方


Railsチュートリアルの正しい進め方のご紹介になります。
ここではRailsチュートリアルの正しい進め方として3回通して進めていく方法を解説していきます。

【1回目】全体像をつかむために第1章~第8章を読む

1回目は第1章~第8章をとにかく読むことで全体像を理解してください。

細かい部分の理解・演習などは飛ばして気にせず読み切ることと全体像の理解に専念します。

第9章以降は難易度が一気に上がりますので1回目では読まなくても大丈夫です。
わからないことや疑問に思ったことをメモしておくことで2回目以降の理解度が効果的になります。

【2回目】コードを書き作る

2回目からは演習や作業箇所も飛ばさずに実践しとにかく最後までやりきることを意識してください。
コードを書く部分はコピーアンドペーストを使いスペルミスなどによる時間のロスを避けます。
ここで大事なのは理解度は半分程度で充分なのでスピードを意識して最後までやりきることで挫折する可能性を下げることです。
1回目で作成したメモでのわからないところや疑問点などは少し時間を割いてください。
理解が半分でも本格的なアプリケーションを作りきることは自信にもなり良い体験になります。

【3回目】考えながら実装する

3回目からは考えながら作業箇所を実装していき理解度を意識します。
3回目からはこれまでのスピードとやりきること重視から理解度へ意識をシフトしましょう。
わからないところや疑問点は深堀りしていき理解を深めることに時間を割きます。
ここでの注意点は作業が進まなくなったら動画を確認し辛いと思ったら休憩を挟むことでモチベーションを維持することです。

Railsのチュートリアル各章完遂までの所要時間は?

先に触れたRailsチュートリアルの正しい進め方について各章完遂までの所要時間は次のようになっています。
  • 【1回目】全体像をつかむために第1章~第8章を読む
目安の所要時間は3時間
  • 【2回目】コードを書き作る
目安の所要時間は40時間
  • 【3回目】考えながら実装する
目安の所要時間は30時間
上記のように仮定すると、Railsのチュートリアル各章完遂までの所要時間は約73時間ということになります。
所要時間は個人個人で異なりますが約70時間~100時間を要すこととなるでしょう。

学びながらのアウトプットが効果的

Railsチュートリアルを学びながらアウトプットすることが効果的な学習方法です。
ここでは2つのサービスのご紹介をしておきます。

Twitterの活用

Railsチュートリアルで学んだことをTwitterで配信することで学習効果が上がります。
第三者の目に触れることでサボることができにくくなり、疑問点などの備忘録にもなり答えを教えてくれる場合もあります。
Twitterでは少ない文字数で論理的に説明する必要が生じるためアウトプットを効果的に行うことができます。

Qiitaの活用

Railsチュートリアル学習が3回目になればQiitaの活用も学習効果を上げてくれます。
Qiitaはプログラミングに関するノウハウやメモなどを誰でも簡単に記事を投稿することが可能です。
プログラマ専門の技術情報共有サービスなどで他のエンジニアの記事も学びになります。

動画でのRailsチュートリアル学習が不要な3つの理由

一見便利で効率的なように思える動画でのRailsチュートリアル学習ですが不要だとする3つの理由をまとめておきます。

【理由1】アウトプット前提の教材である

RailsチュートリアルはProgateなどの受動的な教材ではなく、アウトプット主体の教材になります。
そのためRailsチュートリアルを完遂するとアプリケーションの完成が可能です。
Railsチュートリアルで学ぶのではなく、アプリ作成の手段として取り組むべきだということになります。

【理由2】自己解決力を付ける教材である

Railsチュートリアルは書籍で書いてあることを写経的にこなすのではなく、持っている知識を総動員して調べることが必要になります。
Railsチュートリアルを使ってインプットして完遂までやり遂げるという意識では挫折してしまいます。
持てる力を使って自己解決力を付けるためにRailsチュートリアルは活用します。

【理由3】自走する際の疑似体験になる

Railsチュートリアルで培った自己解決力はいずれ自走しなければ行けない時の大きな力となってくれるでしょう。
自走をしていく場合はわからない部分を見つけ出し、それをキーワードに落とし込んでGoogle検索することになります。
これらのトライアンドエラーを自力でできなければプロジェクトの開発現場においてはエンジニアとして苦しい状況となるでしょう。
これらの作業ができるようになるまでをRailsチュートリアルを活用して習得すればポートフォリオ作成時でも役に立ちます。
Progateやドットインストールを学んだ後にRailsチュートリアルを難解だと感じた場合は、さらに深い内容の教材を事前に活用してください。

Railsチュートリアルが難しくても挫折せず学習するコツ

Railsチュートリアルが難しくても挫折せず学習するコツを3つにまとめておきます。


【挫折しないコツ1】今はわからなくても30分を目安に先へ進む

Railsチュートリアルをはじめの1回で完璧に理解することは不可能に近く挫折するキッカケになってしまいます。
わからない部分は30分を目安にして流し読みをして先へ進みましょう。
もちろん全てを流し読みしていては意味がありませんが、わからない部分を深追いし過ぎて挫折するよりは先へ進むことです。
2回目、3回目と繰り返すことで理解を深めていきます。

【挫折しないコツ2】毎日少しずつ進める習慣をつける

Railsチュートリアルは内容のボリュームが豊富になっています。
そのためRailsチュートリアル完遂には多くの時間が必要です。
だからといって時間のある時にまとめて勉強していては前に学んだことを忘れてしまいまた勉強し直すことになります。
これでは効率が悪く挫折の原因となるため毎日少しずつでもRailsチュートリアル学習を進める習慣を身に着けましょう。

【挫折しないコツ3】勉強会などに参加する

エンジニア向けの勉強会に参加すると現役エンジニアや同じ境遇のエンジニアと知り合うことができます。
わからない部分へのアドバイス・就活やスキルの情報共有・モチベーション維持などのメリットがあります。

Railsのメリット

Railsのメリットをまとめておきます。

汎用性が高い

RubyはWebサイトやサービス開発に活用されがちですが、ゲーム・アプリ・クローラー・スマホアプリのAPIなどの開発も可能です。
Mac・Windows・Linuxなど様々なOS環境でも動作可能なので汎用性が高く大きなメリットとなっています。

シンプルな記述

Rubyの書式や文法は記述がシンプルなことがメリットです。
記述がシンプルなことで読みやすい・記述量が少ない・修正の手間や開発工程が削減できるなどのメリットがあります。
それらのメリットによりRubyではコストをおさえることが可能です。

学資環境が充実している

Rubyの開発者は日本人であるため日本語のチュートリアルや書籍が豊富で学習しやすいプログラム言語です。
RubyのフレームワークであるRailsはProgateやドットインストールなどのサービスを活用すれば基礎的なことが無料で学べます。

インタプリタ方式なので直ぐ試せる

Rubyはインタプリタ方式の言語のため機械がわかる言語への記述変換が不要です。
そのため記述がシンプルなのでエラーが見つけやすくプログラムを書いて直ぐに試すことができます。
JavaScript・PHP・PythonもRubyと同じインタプリタ方式の言語です。

オブジェクト指向で開発効率がいい

Rubyはオブジェクト指向なので大規模なプログラムを書きやすい・修正が簡単・コードの再利用が簡単なので開発効率がいいです。
これらはエンジニアのRuby活用の大きなメリットとなっています。

Railsのデメリット

Railsのデメリットをまとめておきます。

実行速度の遅さ

先にも触れた通りRubyはインタプリタ方式なので1行ずつプログラムを機械語に翻訳しながら実行されます。
その一方でコンパイル方式ではプログラムを機械語に翻訳してから実行が可能です。
このためインタプリタ方式はコンパイル方式より実行速度が遅くなってしまいます。

記述に個人差が出てしまう

Rubyは記述が自由でいろいろなコードの書き方ができるため記述に個人差が出てしまいます。
そのため他の人の書いたコードが理解できないこともあることがデメリットです。
Rubyはコードが再利用しやすく、事前に仕様を統一すれば問題も解決します。

Railsチュートリアル実践者の声

Railsチュートリアル実践者の声をまとめておきます。
Railsチュートリアル完遂への参考にしてください。

前に学んだことを忘れてしまう

4章の長さにやる気が落ち、5章に入ってからそれまで学んだ内容を忘れてしまった方がいらっしゃいます。
その方曰く「Railsチュートリアルは1章ずつ着実に進めないと理解が追いつけなくなる」とのことです。
毎日少しずつでもRailsに触れ、内容を忘れないように意識することが大切なようです。

1周するのに必要な時間について

また、11章までに1日平均6時間〜8時間くらいやって合計170時間くらいをかけた方がいらっしゃいました。
スピードは人それぞれで、70時間~130時間で1周する方もいれば、速い人では40時間で1周したというケースも。
ちなみに、11章までに170時間かけた方は、HTML・CSS、PHP、Javaについて基本文法を知っていて、JavaのMVCについて操作しながら覚えてきたそうです。
スピードは人それぞれとはいえ、本気で取り組まなければ厳しい戦いになるかもしれません。

Railsの事例サイト(国内)

Railsの事例として国内の有名なサイトをまとめておきます。
  • 食べログ
日本全国の飲食店を掲載しランキングや最寄りのレストランなどが検索できるWebサイトです。
  • Cookpad
料理のレシピの投稿やランキング検索などができるWebサイトです。
  • 楽天市場
1億人を超える会員登録者数を誇るネット通販サイトです。
  • Gunosy
エンタメ・スポーツ・社会・テクノロジー・グルメなどの最新情報が読めるニュースサイトです。
  • Freee
個人事業主や法人向けのクラウド型会計ソフトです。
  • Crowdworks
国内最大の登録者数のクラウドソーシングサービスです。

Railsの事例サイト(海外)

Railsの事例として海外の有名なサイトをまとめておきます。
  • Hulu
海外ドラマ・映画・アニメ・バラエティなどが月定額で楽しめるネット動画配信サービスです。
日本テレビが国内のHuluを独自に運営していることでより国内のニーズに合った動画コンテンツ配信を行っています。
  • GitHub
エンジニアがコードを公開しており共有して開発を進めていけるWebサービスです。
  • Airbnb
世界190ヵ国、34,000以上の都市で利用されています。
空いた部屋を貸したいホストと部屋を借りたいゲストをマッチングさせるWebサービスです。
  • Kickstarter
世界的規模のクラウドファンディングサイトの元祖的存在です。
  • Shopify
日本国内でも利用可能でトップブランドも利用している世界シェアNo.1のECプラットフォームです。
  • Scribd
日本でも利用可能な洋書の電子書籍やオーディオブックを定額により読んで聞けるWebサービスです。

まとめ

いかがだったでしょうか。
Railsチュートリアルの正しい進め方・完遂までの所要時間・挫折しないで学習するコツなどを解説しました。
Railsチュートリアルの完遂にはProgateドットインストールなどを活用して基礎を固めてください。
その後さらに理解を深めるために書籍やスクールを活用してからRailsチュートリアルに挑戦します。
Railsチュートリアルは1回で理解しようとせず3回に目的を分けて進めていき完遂とアプリ作成を目指しましょう