Jooto(ジョートー)の使い方や評判、特徴を徹底解説!全機能開放で無料ユーザーが使えるようになった機能とは?
クラウド型プロジェクト&タスク管理ツール・Jooto。
今回は、シンプルで高機能なプロジェクト管理・タスク管理ツールを探している人におすすめな「Jooto」というツールについてご紹介します。
ちまたに存在するたくさんのプロジェクト管理・タスク管理ツール。
プロジェクトの納期に間に合うよう、進捗を管理するのは非常に大切なこと。
ですが、本来の業務以外にプロジェクト管理に労力を割きすぎるのは問題です。
そこで重要となるのが「プロジェクト管理ツール選び」。
そんなプロジェクト管理ツールの中で、Jootoが注目を集めている理由を解説します。
- Jootoの特徴
- Jootoのプラン
- Jootoの評価
- Jootoの使い方
そういったJootoの情報満載な内容をお届けします。
Jootoが無料ユーザーに対しても全機能を解放したというニュースが気になっている人も多いのではないでしょうか。
少しでもJootoのことが気になっている人は、ぜひご一読ください。
Jooto(ジョートー)について
Jootoとは、2014年に公開された株式会社PR TIMESが運営するプロジェクト管理ツールです。
「誰でも、簡単に、直感的に使えるツール」というテーマで開発されました。
システム開発だけでなく、営業の進捗管理や広報スケジュール管理など、様々なビジネスシーンで活用することができるツールです。
ビジネスだけでなく、個人のタスク管理やリマインドなどもできることから、プライベートシーンで使っている人も。
Jootoは数あるプロジェクト管理ツールの中でも20万人以上のユーザーが利用しているツールです。
Jooto(ジョートー)の特徴
カンバン形式で操作が簡単
Jootoはカンバン形式です。
そのため、基本的にドラッグ&ドロップでプロジェクトを管理可能。
直感的な操作でプロジェクト管理ができるため、ストレスを感じることなく管理をおこなえます。
スケジュールが一目でわかる
ガントチャートを無料で作れるので、プロジェクトの進捗を全て見渡すことができます。
全体の予定をすぐに把握できるので、期限ギリギリに間に合わないことが発覚するのを防ぐことができるでしょう。
日本語対応
日本語のサポートがあるため、国内の企業やフリーランスが利用中です。
具体的な会社名を挙げると「チャットワーク」や「KODATO」、「sansan」などがJootoを導入しています。
Jooto(ジョートー)の料金プラン
ここからは、Jootoの料金プランをご紹介します。
3つの料金プラン
Jootoには3つのプランが用意されています。
- フリー
- スタンダード
- エンタープライズ
なお、どのプランを選んだとしても「全通信の暗号化(セキュリティ)」「プラン変更がいつでもできる」「支払い方法はクレジットカード払いのみ」は共通です。
請求サイクル
月額利用の場合、初回請求日より1ヶ月ごと。
年間利用の場合は初回請求日より1年ごとです。
31日に契約して該当月が29、30日までの場合は、その月の最終日が請求日扱いとなります。
Jooto(ジョートー)の料金プラン①フリー
料金
無料で使用可能です。
ユーザー数
4人までとなっています。
ファイル容量
1組織100MB。1ファイルの上限は10MBです。
データのエクスポート
過去30日分までエクスポートが可能です。
プロジェクトの履歴
過去30日までプロジェクトの履歴をさかのぼることができます。
おすすめの人
- テスト運用してみたい人
- 4人以下のチームで使いたい人
- とりあえずガントチャートが使いたい人
ポイント
以前は無料プランの場合、
- 「ガントチャートや絵文字は使用できない」
- 「プロジェクトは2つまで」
- 「GoogleカレンダーやSlackなどと連携できない」
などの制約がありました。
しかし、現在Jootoはそういったプランによる機能制限を廃止しており、全ての機能を無料プランでも使用できるようになっています。
Jooto(ジョートー)の料金プラン②スタンダード
料金
1ライセンスごとに月額500円(税抜)です。
年間契約であれば5000円(月額417円ほど)で使用することができます。
ユーザー数
1ライセンスにつき1ユーザー。
ファイル容量
1ライセンスあたり5GB増量します。1ファイルの上限は300MBです。
データのエクスポート
過去1年分のデータをエクスポートすることができます。
プロジェクトの履歴
過去1年分のプロジェクト履歴の閲覧が可能です。
おすすめの人
- 4人以上のチームで使いたい人
- データ量が多い人
- ゲスト機能(制限つき権限の付与)が使いたい人
ポイント
7人で使う場合は、4人までは無料プランを使えるので、残りの3人分…つまり3ライセンス購入する必要があります。
無料プランに加え、「ゲスト機能」を使うことができます。
Jooto(ジョートー)の料金プラン③エンタープライズ
料金
1ライセンスごとに月額1300円(税抜)です。
年間契約であれば11,760円(月額980円)で購入することができます。
ユーザー数
1ライセンスにつき1ユーザー。
ファイル容量
1ライセンスあたり10GB増量します。
1ファイルの上限は1GBです。
データのエクスポート
期間に関係なく、無制限にエクスポートすることが可能です。
プロジェクトの履歴
どれほど前のプロジェクト履歴でも閲覧できます。
おすすめの人
- 1年以上前の履歴なども残しておきたい人
- 強固なセキュリティが必要な人
- 導入する際にコンサルを受けたい人
ポイント
エンタープライズプランには、「フリー」「スタンダード」で使える機能にプラスして
- 「IP制限」
- 「シングルサインオン(SSO)」
- 「サービス品質保証(SLA)」
- 「導入コンサル」
などの特典がついてきます。
Jooto(ジョートー)の基本的な機能
この項目では、Jootoの基本機能について詳しく見ていきましょう。
進捗管理
カンバン形式でのタスク管理もわかりやすいですが、Jootoでは「ガントチャート」でプロジェクトを俯瞰的に見ることが可能です。
自分のタスクのみを見られる機能「マイタスク」や担当者ごとにフィルターをかけ、担当者別のタスクを確認できる「タスクフィルター」も。
他にもタスク担当でなくても、進捗を知っておきたい人がいるなら「フォロー」することで、相手のタスク更新時に通知を受け取れます。
タスク管理
「担当者」「開始日時」「締切日時」が設定できるのはもちろん、タスクのカテゴリ名・カラーの編集も可能です。
「チェックリスト」を使えば、タスクの細分化が実現できます。
通知
タスクのスタート時、締切日など事前に通知することが可能。
タスクの処理忘れを防ぐことができる機能です。
コミュニケーション管理
タスクごとにコメントをすることができます。メモ代わりとして使ってもOK。
テキストだけでなく、絵文字も使用できるので気軽にコミュニケーションを取れます。
ユーザー管理
プロジェクトメンバーをプロジェクト別に招待することができる機能です。
社内だけでなく、クライアントや関係する人を招待することもできます。
ユーザーに合った権限を指定することも可能。
データ共有
チーム全体にファイルを共有することができます。
1つのタスクに対して添付できるデータ量については契約しているプランによって異なるので各自確認ください。
外部連携
「Googleカレンダー」や「Slack」、「Chatwork」と連携できます。
Jootoで設定したタスクの通知をそれぞれのツールでも通知することが可能です。
また、データをボードごとにCSVファイルにエクスポートすることもできます。
Jooto(ジョートー)の使い方①登録
この項目では、Jootoの登録方法についてご紹介します。
アカウントを作成する
メールアドレスから登録する方法と、FacebookもしくはGoogleアカウントを使用して登録する方法の2パターンがあります。
メールアドレスの場合
「ディスプレイ名」「会社名/組織名」「メールアドレス」「パスワード(半角英数字8文字以上)」を入力し、「アカウント作成」ボタンをクリックしましょう。
すると、登録したメールアドレスにメールが届きます。
そのメール内の「Emailを承認」というボタンをクリックすれば登録完了です。
FacebookアカウントやGoogleアカウントの場合
「Googleアカウントで登録」もしくは「Facebookアカウントで登録」ボタンをクリックし、アカウントの確認をおこないます。
これで登録は完了です。
Jooto(ジョートー)の使い方②プロジェクトの新規作成
ダッシュボード画面からプロジェクトを作成する
ダッシュボード画面の右上にある「新規プロジェクト」を選び、「プロジェクトを作成」を選びましょう。
プロジェクトの名前などを決める
「プロジェクト名」を入力します。
「アイコン」や「プロジェクトの説明」は入力しなくても先に進めます。
これでプロジェクトの作成は完了です。
プロジェクトボード画面でプロジェクト管理やタスク作成、メンバーの招待などができます。
Jooto(ジョートー)の使い方③リストを作成する
プロジェクトの作成ができたら「ToDoリスト」「進行中」「完了」のリストが表示されます。
これ以外にもリストを追加したい場合のやり方を紹介しましょう。
「リストの追加」を押下
プロジェクトボードにある「+リストを追加」を押下します。
リスト名とリスト色を選ぶ
「新規リストの追加」という画面が出るので、「リスト名」と「リスト色」を選択しましょう。
リストの色は色コードを入力することも可能です。
作ったリストの場所を決める
作ったリストはドラッグ&ドロップで表示する位置を変更できます。
Jooto(ジョートー)の使い方④同じタスクを繰り返し登録する方法
毎回同じタスクを登録するのは非常に面倒です。
Jootoは登録したタスクを複製(クローン)することができます。
繰り返し登録したいタスクを「完了」ステータスまで持ってきたら、「複製」を選びましょう。
すると、「プロジェクトボード」「リスト名」「どの位置に載せるか」などを指定することで、繰り返し型タスクを登録可能です。
Jooto(ジョートー)の使い方⑤フィルタータスク
タスクをたくさん登録していると、優先順位が高いタスクがどれかわかりにくくなります。
そんな時に便利なのが「フィルタータスク」です。
そんなフィルタータスクの使い方を見てみましょう。
フィルターを作成する
プロジェクトボードの右上にある「フィルター」を押下します。
フィルターする項目を選ぶ
「ラベル」と「担当者」の2つにフィルターをかけることができます。複数選ぶことも可能です。
フィルターをしない場合は「クリア」を押下しましょう。
Jooto(ジョートー)の使い方⑥ガントチャートを作成する
この項目では、Jootoでガントチャートを作る方法をご紹介します。
ダッシュボードの「ガントチャート」をクリック
ガントチャートが表示されます。
バーにカーソルを合わせてみましょう。ドラッグ&ドロップだけで左右に期間を伸ばしたり、逆に縮めたりできます。
ガントチャートの色を変更する
ガントチャートのカラーを変更したい場合は「リストメニュー」を押下してみましょう。
「今日」に戻りたい場合
どこにカーソルを合わせていたとしても、「今日」ボタンを押せば本日まで戻ってくることができます。
まとめ
この記事を読んで、Jootoについての疑問が払拭できたでしょうか。
どのプロジェクト・タスク管理ツールが自分に合っているかは使ってみないとわかりません。
まだ自分にぴったりな管理ツールを探している最中だという人は、これを機にJootoを試してみることをおすすめします。
無料プランでも全ての機能が使えるので、Jootoの魅力を余すところなく味わうことができるでしょう。