
Web系エンジニアの種類や仕事内容・年収を徹底解説!学ぶべき言語や有利な資格は?
こんにちは!
toiroフリーランス編集部です。
人気のIT業界の中でも、Webエンジニアに対する需要が増加しています。
そこで今回は、Webエンジニアについて詳しく解説していきましょう。
Web系エンジニアとは
Web系エンジニアとは、モバイルサイトやWebサイトで使用するWebアプリケーションを開発する職種です。
Webサービスを提供する企業(Google・Amazonなど)が影響力を持つにつれて、将来性の高い仕事として注目されています。
Webは普及してから20年ほどの若い業界でもあるので、まだこれから可能性が期待できるようです。
また、働き方に関してもトレンドを取り入れ、比較的自由で新しい働き方をしている人が多いのが特徴といえます。
フレックスの導入やリモートワーク、在宅、フリーランスなど。服装も基本的に私服で髪型やネイルも比較的自由な風潮です。
いわゆる想像するIT企業で働くならWeb系が間違いないでしょう。
現代の手に職といわれる職業なので、スキルを身に付けておきたい人にもおすすめの職種です。
Web系エンジニアの仕事内容
基本としてWeb系エンジニアはWebサイトに特化したプログラミングが中心的な仕事となります。
それではWeb系エンジニアの詳しい仕事内容を解説していきましょう。
システムの構築
クライアントや自社の要望や課題をもとにシステムに落とし込むのもWeb系エンジニアの仕事のうちです。
クライアントから指定された仕様書に従ってシステムを構築することもあります。
Web系エンジニアの特徴として受動的ではなく主体的な人が多いのも特徴です。
そのため、仕様書に対して意見を出し合ってより良いものに仕上げようとするのも当たり前の仕事となっています。
Webサイト制作
メインの仕事でもあるWebサイトの設計です。
Webエンジニアには2種類あり、フロントエンジニアとバックエンジニアに分かれています。
フロントエンジニアは、主に目に見える部分を担当している人です。
具体的には、Webサイトの画面やアプリケーションの入力画面など、ユーザーが目にする部分のコードを書く仕事になります。
バックエンジニアは、フロントエンジニアとは反対に目に見えない部分を担当している人です。
裏側の処理システムを開発するのが主な仕事となります。
つまり、アプリケーションやWebサイトの画面で入力された情報をデータベースに登録する役割の部分です。
この2つのエンジニアによって、私たちが目にするWebサービスが作られています。
サイトの保守
Web系エンジニアの仕事はウェブサイトを作るだけではありません。
Webサイトを作った後の保守やメンテナンスなどの仕事も担当しています。
サイトに集客するためのSEO対策など、マーケティングに関してもWeb系エンジニアが行う場合もあるようです。
Web系エンジニアはエンジニアの中でも華やかなイメージがありますが、しっかりと地味な仕事もこなしています。
Web系エンジニアの年収
厚生労働省のデータによると、システムエンジニア(Webサイト開発)の平均年収は557.6万円です。
こちらのデータはWeb系エンジニア以外のエンジニアのデータも含まれていますので、参考程度に覚えておいてください。
参考:システムエンジニア(Webサイト開発)|職業情報提供サイト jobtag|厚生労働省
Web系エンジニアに求められるスキル
Web系エンジニアにはどのようなスキルが求められるのでしょうか。Web系エンジニア必須のスキルをご紹介していきましょう。
プログラミングスキル
Web系エンジニアはプログラミングを書くことがメインの仕事になるため、プログラミングスキルは必須です。
また、表面上のプログラムだけではなく裏側を構築していく作業も多いので、高度なスキルが求められることになります。
もしWeb業界でプログラミングを必要としない職種に就くのであれば、WEBデザイナーを選ぶべきでしょう。
しかし、Web業界で働いている以上必須スキルとみなされることも多いので、プログラミングスキルを求められる覚悟も必要です。
コミュニケーションスキル
Web系エンジニアはクライアントから直接ヒアリングを行うこともあります。
そのためコミュニケーションスキルも必須となるでしょう。
クライアントとしっかりコミュニケーションがとれるかは仕上がりにも影響してきます。
そのため、コミュニケーションスキルも仕事をうまく進めていく上で欠かせないものです。
論理的思考
プログラミングには論理的な思考が不可欠になります。なんとなくコードを書いていい感じに仕上がるということはありません。
しっかりと理論に基づいて作られているので論理的な思考が求められるでしょう。
また、仕事を進めていく上でも論理的思考を持っていることで効率化に繋がります。
クライアントへの要望に対して解決策を導くときにも、順序立てて説明することでクライアントの満足度も上がるでしょう。
Web系エンジニアに有利な資格
Web系エンジニアは資格を持っていなくても就くことができる職種です。
ここでは、Web系エンジニアが持っておくと有利な資格をご紹介します。
ITパスポート
Web系エンジニアはITスキルがあることを証明することが必要です。
その中でもITパスポートはIT業界では必須の資格といえるでしょう。
また、国家資格であることから信頼度も高くIT業界の取得者数はダントツに多いのも特徴です。
非IT系のサラリーマンからIT業界に転向する場合には、まずはITパスポートの取得から目指すことをおすすめします。
基本情報技術者
ITパスポートよりもレベルを上げるなら基本情報技術者の取得を目指しましょう。
ITスキルの基本知識と技術力、しっかり活用できるかを測ることができる試験内容になっています。
応用情報技術者
ITパスポートや基本情報技術者と比べると格段にレベルが高い試験といわれているのが応用情報技術者試験です。
エンジニアとして数年経験を積んでいる人がスキルアップのために受ける試験とされています。
高度な技術や知識が求められるため、先ほど紹介した2つの試験でステップを踏んで実務経験を経てから受験しましょう。
Web系エンジニアが学ぶべき言語
Web系エンジニアが学ぶべき言語でまず押さえておきたいのが基本のHTMLとCSSです。
Webページの見える部分を作成するために最も必要なのがHTMLやCSSとなります。
この2つの言語はプログラミング言語として基礎中の基礎であり、様々な場面で使うことがあるでしょう。
そのため、基本知識として身に付けておくことは必須となります。
また、Webページの見栄えを良くするためにWebブラウザに動きを出す言語JavaScriptも学んでおきましょう。
HTMLとCSS、JavaScriptはプログラミング言語としても基本となります。
Web系エンジニアでデータ処理などの裏側を作成するときにはPHP。
Androidのアプリケーションを作る場合にはJavaやPythonも必要です。
プログラミング言語でも使いやすいRubyはトレンドなので押さえておくべきでしょう。
プログラミング言語が多く登場しましたが、基本から用途によって必要になるものまであります。
自分が使うプログラミング言語を理解して、使うプログラミング言語から学んでいくことがおすすめです。
プログラミング言語を幅広く習得しておくことで、様々なプロジェクトに関わることができる可能性もあります。
プログラミング言語を習得しておいて損になることはないので、できる限り学んで習得を目指しましょう。
未経験者におすすめの独学勉強法
ここからはこれからWeb系エンジニアを目指す方のために、おすすめの独学勉強法をご紹介して行きましょう。
とにかくコードを真似る
プログラミング言語を学ぶときに完璧に理解しようとすると、かなりの時間がかかります。
新しいスマホを手に入れて1から説明書を読み込むことをしないように、操作しながら理解していくことがおすすめです。
コードを真似して書いて実行する。その結果からこのコードの意味を理解することを繰り返しましょう。
実際に手を動かすことで、参考書を読むよりも早く深く理解できるはずです。
最近ではインターネットで無料でプログラミング言語を勉強できるサイトも登場しています。
表示されたプログラミング言語を入力して実行するプロセスと解説が含まれているので、格段に理解度も高まるはずです。
自分の作りたいサービスを作る
自分の作りたいサービスを作ってみるのもおすすめの勉強方法といわれています。
ベースとなる部分は作りたいサービスで似ている既存のサイトからコードを参照しましょう。
そこから修正を加えることで、どのプログラミング言語がなんの役割を担っているのか理解することができます。
また、この方法は難易度が高くなるため、近くにプログラミング言語を教わる人がいることがベストな環境です。
プログラミング言語で躓いてしまうと挫折する原因にもなってしまいます。
そうならないためにも、環境を整えておくことがおすすめといえるでしょう。
Web系エンジニアに向いている人
ここではWeb系エンジニアに向いている人の特徴をご紹介します。
プログラミングが好き
Web系エンジニアに向いている人の特徴として、プログラミング言語が好きなことが挙げられます。
IT業界にいることで、プログラミング言語は常に新しいものが登場し続けることになるでしょう。
そのため、プログラミング言語もトレンドに合わせて学び続ける必要があります。
だからこそ、プログラミング言語が好きであることはとても重要なことです。
向上心のある人
プログラミング言語もそうですが、IT業界の知識やトレンドは更新され続けます。
だからこそ、向上心のある学び欲の強い人ほどIT業界に向いているといえるでしょう。
また、IT業界はトレンドや世の中の動向にも左右される業界です。
そのため、IT業界だけではなく様々なことに興味関心を持ち学ぶ姿勢が求められるといえます。
とくにWeb系エンジニアは自分から挑戦したり発言したりする主体性が重要視される傾向にあるでしょう。
自分の考えを常に持っていることや積極的な姿勢も向上心の表れといえます。
Web系エンジニアのキャリア
Web系エンジニアにはどのようなキャリアがあるのでしょうか。Web系エンジニアのキャリアについてご紹介します。
技術スペシャリスト
プログラミングを書くことが好きなWeb系エンジニアなら、技術スペシャリストを目指すのがいいでしょう。
技術スペシャリストとは、ITスキルの中の専門性を高めた人のことを指します。つまり、IT業界の職人です。
スキルを身に付け応用力をつけることで、Web系エンジニアとして技術スペシャリストとなることができます。
現場にいながらもWeb系エンジニアとして高収入を得られることや、高度な案件にも携われるようになるでしょう。
開発チームの技術マネージャー
Web系エンジニアのキャリアとして、マネジメントスキルを身に付ける道もあります。
技術スペシャリストを目指すよりもマネジメントスキルを身に付けることによって、ポジションを上げることが可能です。
スキルだけではなく、開発のスケジュールや納期・品質などをトータルで管理し、チームのマネジメントも必要になります。
また、経営のことを含めた視点も求められるでしょう。
そのため、技術マネージャーとして経験を積むことで将来的にITコンサルタントとして独立することも可能です。
Web系エンジニアの将来性
Web系エンジニアの将来性は幅広く可能性があります。
IT業界においてもWeb業界は最も影響力がある企業が多く、これからも注目され続けるでしょう。
また、個人のキャリアとしてはフルスタックエンジニアを目指すことも可能です。
インフラ・開発・運用のすべてを担当できるマルチなITエンジニアのことをフルスタックエンジニアといいます。
そもそもWeb系エンジニアは、インフラからアプリケーションまで様々な役割を担当することになるでしょう。
だからこそ、その業務範囲の広さを生かしてあなたに合ったキャリアを目指すことができる職種といえます。
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