気軽にゲーム開発ができる時代が到来している
こんにちは!toiroフリーランス編集部です。幼い子供から大人まで、
老若男女問わず親しまれている「ゲーム」RPGやFPS、シミュレーションゲームなど、様々なジャンルのゲームが楽しまれています。技術の発展に伴ってゲームのクオリティも高くなっています。今では美麗な3Dグラフィックスをふんだんに用いたゲームも当たり前になっているといえるでしょう。有名なゲーム会社からリリースされる多くのゲームは「AAAゲーム」と呼ばれ、常に注目を集めています。対して、
小規模ながら「インディーズゲーム」というカテゴリーも台頭し始めています。こちらは規模の大きいゲーム会社などではなく、個人や小規模な開発チームによって作成・リリースされているゲームのことです。
ゲームエンジンを使って手軽にゲーム開発
インディーズゲームといわれるゲームは日に日に増え、ゲームジャンルやクオリティを含め、大きな注目を集めるようになってきています。今や立派な「インディーズゲーム」はマーケットとして地位を確立しつつあるといえるでしょう。インディーズゲームから大流行を巻き起こす超有名タイトルが登場したり、一躍「バズる」ことも決して珍しくありません。小規模なゲーム会社やチーム、はたまた個人でもクオリティの高いゲームが開発できるようになっている要因として
ゲームエンジンが挙げられます。スマホゲームを含め、
Unityや
Unreal Engineといったゲームエンジンがゲーム開発をサポート。究極的には
ノンプログラミングでゲーム開発できる環境までをも提供しています。Unity・Unreal Engineともに3Dグラフィックスを利用し、美麗でリアリティのあるゲームを比較的手軽に作成できてしまうということです。
Unreal Engineに注目
今回はゲーム開発をとても身近な存在にしてくれている「ゲームエンジン」の中でも、特に
Unreal Engineにフォーカスを当てていきます。様々なゲーム開発に用いられているUnreal Engineの持つ機能や、
Unityとの違いについて解説。また、ダウンロード・インストール手順についてもチェックしていきましょう。今や、ゲームは
自分で作る時代になりつつあるということです。
Unreal Engineのバージョン
Unreal Engineは開発が進められ、その都度バージョンアップを繰り返しています。初代は「Unreal Engine」でしたが、2、3、4と順に新しいUnreal Engineが開発されてきました。
Unreal Engine 4(UE4)が主流
現在のゲーム業界でUnreal Engineを採用する場合は
Unreal Engine 4が主流になっています。略して
UE4と表記されることも珍しくないので、把握しておきましょう。Unreal Engine 4は2012年5月にリリースされました。
Unreal Engine 4の料金
Unreal Engine 4の大きな特徴として、
料金が「無料」であることが挙げられます。登録や使用にあたるロイヤリティは発生しないため、誰でも自由にUnreal Engine 4を利用することが可能です。ただし、UE4を採用して作ったゲームやアプリケーションの売り上げからロイヤリティを支払わなければならないケースも発生します。それが、UE4採用ゲームなどの
売り上げが四半期で3,000ドル以上あった場合に、5%のロイヤリティを支払わなければならないというもの。3,000ドルの5%とすれば、150ドルを支払わなければなりません。とはいえ、使用する分には無料で制作したものが「成功」を収めた場合にのみ料金が発生するということを考えてみましょう。それを考慮すれば十分良心的な価格設定・支払い条件といえるのではないでしょうか。
Unreal Engine 4が搭載している機能について
Unreal Engine 4は、非常に豊富な機能を搭載・提供しています。
レンダリング・グラフィック関連
まず押さえておきたいのがレンダリング。UE4に搭載されているレンダリングシステムは非常に優秀です。
光源処理や
透過処理などが可能となっています。フォグエフェクトや、髪のレンダリング・シミュレーションなども可能になっています。上手くグラフィックに落とし込むことで、イメージしている雰囲気のある建造物やダンジョンを比較的簡単に作成することが可能です。単にワールドを作るだけでなく、
空気感などまでこだわれるということです。
サウンド関連
ゲームにおいて、音楽は非常に重要です。グラフィックが美しく操作性も高いゲームだったとしても
サウンドが損なわれていればユーザー体験は台無しになってしまいます。結果的にゲームの評価も著しく低くなってしまうことでしょう。UE4では、サウンドに関する機能も数多く提供されています。対応している形式は「WAV」で、コーデックは「PCM、ADPCM、DVI ADPCM」に対応。サウンドキューを利用すれば、オーディオ再生再生の動作やオーディオエフェクトの結合などが可能です。
サウンド減衰やリバーブエフェクトなども用意されているため、具体的に調節・設定・実装ができるでしょう。
Chaos Destruction
カオス破壊といわれるこちらは、その名の通り建造物などが破壊されるさまをよりリアルに、アーティスティックに表現可能です。割れた破片と相互作用して制御などができたりと、細かく制御することもできてしまいます。
ブループリント
Unreal Engine 4には、ビジュアル言語である「ブループリント」というものが搭載されています。こちらを利用すれば、極端な話
ノンプログラミング・ノンコーデイングでゲーム開発が可能です。そのため、プログラミングが一切できないという方だったとしても、一切コードを見ることなく開発できてしまうことすらできてしまいます。プログラマー不在でクオリティの高いゲームを開発することができるため
ゲーム開発の敷居が非常に低いといってもいいでしょう。様々な人に門戸が広く開かれているゲームエンジンだともいえるかもしれません。
他にも数多くの機能が用意されている
今回はグラフィックやサウンド関連の機能に触れてきました。Unreal Engine 4には、他にも
数多くの機能が用意されています。他の機能についてもチェックしてみたいという方は、ぜひ公式のドキュメントをチェックしてください。
Unreal Engine 4 ドキュメント エンジンの機能上記のリンクから、Unreal Engine 4が搭載している機能について、カテゴリーごとに詳細をチェックできます。今回紹介できなかった機能がまだまだたくさんありますので、ぜひご確認ください。
Unreal Engine 4のダウンロード・インストール方法を解説
それでは、実際にUnreal Engine 4をダウンロード・インストールしてみましょう。UE4を導入するためには単純にインストーラをダウンロードするだけでなく、他にも必要なステップが発生します。手順を追って1ステップずつ解説いたします。ちなみに、Windows・Mac、
どちらのOSでもUE4導入手順について違いはほとんどないので安心です。
Epic Gamesアカウントを作成する
最初に、Unreal Engineの開発・リリースを行っているEpic Gamesアカウントを作成しなければなりません。既に、Fortniteなどでアカウントを所有されている方はこのステップは不要です。こちらのページの「
今すぐ始める」ボタンをクリックしてください。
Unreal Engine.comすると、ログイン画面が表示されるので、下の方に表示されている
サインアップボタンをクリックします。国や名前、メールアドレス、パスワードを正しく記入し、規約などを確認してアカウントを作成してください。
Epic Games Launcherをダウンロード・インストールする
さて、UE4を利用するために必要なのは、Epic Gamesアカウントだけではありません。更に「Epic Games Launcher」もインストールする必要があります。アカウント作成後、
EULAへの同意画面が表示されます。確認すると、自動で
「Epic Games Launcher」がダウンロードされるので完了を待ちましょう。完了したらインストールする必要がありますが、特に難しい設定などはありません。インストール先を指定する程度ですので、必要に応じて変更し、インストールを実行しましょう。
UE4をダウンロード・インストールする
Epic Games Launcherをインストールできたら、これでようやくUE4をダウンロード・インストールできるようになりました。先ほどインストールしたEpic Games Launcherを起動し、先ほどサインアップしたEpic Gamesアカウントでサインインしてください。
Unreal Engineタブを選択し、「エンジンのインストール」ボタンをクリックしましょう。そうすると、ライブラリに移動します。インストール場所を決めて、再度「インストール」ボタンをクリックしてください。同時にダウンロードもするため、インストールにはそれなりに時間を要します。インストールが完了したらボタンが「起動」に変化。こちらをクリックすれば、Unreal Engine 4を起動できます。
Unityとの違い
さて、Unreal Engineはゲームエンジンとして非常にメジャーなものとなっています。そして、もう1つ非常に有名なゲームエンジンとして「
Unity」が存在しています。両者には一体どのような違いがあるのか、続いてはその観点でUE4およびUnityをチェックしてみましょう。
UE4とUnityの共通点
UE4とUnity、両者の違いを知る前に「共通点」についてチェックしてみましょう。まず挙げられるのが、どちらも
3Dモデルが扱えるというポイント。3Dグラフィックスを利用したゲームを開発可能です。そして、両エンジンともに専用のエディタを搭載しており、そのエディタ上でテストプレイや3Dモデル配置を実現できます。また、
マルチプラットフォームに対応しているというのも大きな特徴であり大切な共通点。現代社会において、ゲームはゲーム機やパソコンだけでプレイするものではなくなってきています。ゲーム機やパソコンはもちろんですが、スマートフォンも大きなゲーム市場といえる状況になってきてるのは誰の目に見ても明らかです。Unreal Engine 4、Unityどちらもマルチプラットフォームなゲーム開発ができるので、環境に応じてゼロから作り直す必要はありません。更にいえば、条件こそ違えど両エンジンともに一定の条件下であれば無料で使用できます。
要求されるスペックがUE4の方が高い
ゲーム開発をするためには、
それなりのマシンスペックが必要になってきます。しかし、
Unityはそこまでハイスペックな環境を必要としていません。ある程度のスペックを持ったノートパソコンでも開発ができてしまいます。当然ゲームの規模が大きくなればなるほど重くなりますが、それでも気軽にゲーム開発に取り組みやすい環境にあるといえるでしょう。対して、
Unreal Engine 4はかなり重いです。結構なマシンスペックを要するため「Unityが動くから大丈夫でしょ!」という前提は通用しないでしょう。推奨されているスペックとしては
クアッドコアIntel・AMD、2.5GHzプロセッサに加え、
RAMで8GBとされています。加えてグラフィックボードとして
NVIDIA GTX 470、AMD Radeon 6870HD以上が推奨されているのです。理想としては
GTX760・960以上のビデオカードが要求されます。ゲーミングPCとしてもそれなりのスペックを持っているパソコンが必要だと分かるでしょう。
光の表現の美しさ
Unreal Engine 4の大きな強みに成り得るのが、
光の表現です。Unityと比較すると、
手軽な操作で、非常に美しい光の表現ができます。
日本語での情報量
Unityは、日本語の資料が豊富です。記事なども充実しているため、かなりの情報を
日本語で容易に入手することができます。ゲーム開発やプログラミングは調べながら行うことが多いため、日本語で情報が簡単に入手できるというのは大きなメリットになるでしょう。対して、UE4は主に欧米で使用されていることが多いという要因もあり、
日本語の資料を探すのに苦戦するかもしれません。とはいえ、あくまで
Unityと比較すればという前提での話です。UE4に関しても、次第に日本語での情報が入手しやすくなってきています。
もはやゲーム開発の敷居は低い
さて、今回の記事で注目してきたUnreal Engine 4。そしてもう一つのメジャーなゲームエンジンであるUnityなどの普及により、もはやゲーム開発の
敷居は低いといえます。スペックを満たしたパソコンさえ持っていれば、誰しもがゲーム開発にチャレンジできる環境にあるといえるでしょう。そのため、幼い頃からゲームが大好きだという方、ゲームクリエイターに憧れていたけど夢を実現できなかったという方は、ぜひトライしてみてください。また、自分でゲーム開発ができれば
自分の理想のゲームを作ることも、もはや夢ではないはずです。自分が作りたいゲームを、自分の好き勝手に製作できてしまうでしょう。
スキル次第でゲームエンジニアになれる
UE4やUnityに触れていれば、自然とスキルが自分のものになっていきます。自分の作りたいゲームを試行錯誤しながら作っているうちに、高いスキルを持った人材になれるかもしれません。そうすれば、そのスキルを活かして仕事に繋げられます。ゲームエンジニアとなり、実際に
ゲーム開発を仕事にすることも決して不可能ではないでしょう。ゲーム開発やゲームエンジンに興味がある方はもちろん、
ゲームが好きという方もぜひ、今回紹介したUE4でゲーム作りに挑戦してみてください。将来、世界中で大ヒットするゲーム開発に携わる未来がまっているかもしれません。
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