テラテイル(teratail)の使い方や評判、口コミを徹底解説!質問・回答方法や使用メリットも紹介。Qiitaとの違いとは
はじめに
どんなエンジニアやプログラマーでも、業務上の悩みや疑問を抱くことは少なくないでしょう。
これまで解決する方法は主に、職場で聞く、知り合いに教えてもらう、またはYahoo!知恵袋に投稿することくらいでした。
エンジニアやプログラマーの駆け出し、もしくはコミュニケーションが苦手な場合はなかなか質問しづらい傾向にあります。
エンジニアやプログラマーとして仕事を始めた頃は疑問や質問がたくさんありますが、質問できないや質問しづらくては、仕事が苦痛です。
職場の場合は、先輩や同僚が忙しくてなかなか時間を割いてもらえないことやちょっとした質問だと質問していいのかわからないこともあります。
そんなエンジニアやプログラマーのサポートサイトとしてteratailは登場しました。
今回は、teratailがどういうサイトか、teratailの使い方や評判などについて紹介です。
teratailとは
teratailとは、エンジニアやプログラマーのためのホットラインです。
レバレジーズが運営するサイトで、エンジニアやプログラマーの疑問解消に役立っています。
teratailは、エンジニアやプログラマーの抱える疑問を素早く解消することをコンセプトに運用されているサイトです。
質問に対して回答率が高いことでも有名なので、特に駆け出しのエンジニアやプログラマーは重宝しています。
teratailの特徴
teratailの特徴は、回答率の高さやサポートがしっかりしているところです。
teratailは、エンジニアの質問回答に特化しているだけでなく、コミュニケーションツールのSlackと連携しています。
これは、質問をSlackのコミュニティとリンクすることが可能です。より多くのユーザーから回答がもらえるメリットもあります。
teratailは、他にもMonacaの公式Q&Aページに認定されているため、ますます質疑応答が活況です。
ユーザーを伸ばすだけでなく、積極的に周囲と連携しているところもteratailの特徴になります。
teratailの使い方
teratailは、使い方がとても簡単です。すぐに始められることやすぐに質問できるところなど機動性が優れています。
ここでは、teratailのログイン方法や質問・回答方法についての紹介です。
ログイン方法
teratailにログインするためには、ユーザーアカウントが必要です。
メールアドレスで登録することができます。teratailがつかやすい理由の一つになりますが、SNSアカウントリンクしてユーザー登録を短縮することが可能です。
TwitterやFacebookなどのアカウントがれば、すぐにでもログインすることができます。
登録が終わったらログインIDとパスワードでログインするかSNSアカウントでログインです。
あとは、質問をする、現在進行中の質問を除く、ユーザー情報を見ることができます。
質問・回答方法
teratailで質問や回答する方法はシンプルです。質問する場合は、画面上の「質問する」という緑ボタンを押して質問投稿します。
質問用のテンプレートが用意されているので、あとは指示に従って入力するだけです。ソースコードをコピペできるため、コードを入力する手間が省けます。
回答する場合は、質問投稿の下にある掲示板投稿のフォームに記入するだけです。
使い方はとてもYahoo!知恵袋に似ています。ただし、回答できるのは回答を受付しているスレッドだけです。解決済みは回答できません。
teratailのメリット
teratailは、エンジニアやプログラマーのホットラインです。つまり、疑問や困った案件を相談し、素早く回答をもらうところが人気の理由です。
ここまで人気を集めるには理由があります。
teratailのメリットは、「回答が早い」「質問しやすい」や「他のQ&Aを見て学習できる」ことです。teratarilのメリットについての紹介します。
回答が早い
teratailのメリットであり、強みでもあるのが、回答の早さです。
質問したことに対しての回答率は約90%なのでほぼ確実に回答をもらうことができます。
質問しやすい
teratailは、回答が早いですが、質問もしやすい構造になっています。
teratailで質問したい場合は、画面上の「質問する」という緑ボタンを押して質問を投稿するだけです。
これは、パソコンだけでなく、タブレットやスマホからも質問投稿できます。思い立った時にすぐ質問ができるところはメリットです。
他のQ&Aを見て学習できる
teratailは、質問をして回答を見るだけではなく、他の人のQ&Aを閲覧することも可能です。
他の人のQ&Aの中には、同じような質問に遭遇するケースがあります。
質問を投稿する前にチェックすることで回答を見つけることができるところはメリットです。
回答だけでなく、他の人のQ&Aを見ることで新たな知識を身につけることもできます。
teratailのデメリット
teratailは使い勝手のいいサイトでメリットが多いですが、デメリットもあります。
それは、「質問はプログラミング関連のみ」「質問に対してのピンポイントの回答のみ」「投稿した質問が削除できない」ということです。
ここではデメリットについて解説していきます。
質問はプログラミング関連のみ
teratailは、プログラミング関連の実務に対してのみしか質問できません。いい換えると類似サイトと比べると質問が淡白な傾向です。
プログラミングに特化した質問をしたい場合はそれで問題ないでしょう。
しかしキャリアやエンジニアなどの現場の様子を聞きたい場合は、不便に感じるかもしれません。
特に駆け出しのエンジニアやプログラマー、これからIT業界を目指す人にとっては、まだまだ情報量が少ない傾向です。
質問に対してのピンポイントの回答のみ
teratailは、質問に対しての回答しかもらえない傾向にあります。
これは、回答者にもよるかもしれませんが、証明しながらの回答や理論的な回答がまだまだ少ない傾向です。
ただ、利用者の増加などで今後解消する可能性はあります。
現状、質問に対しての回答のみなので気軽に質問できますが、質問者のレベルによって懸念すべきは、理解に時間がかかることです。
投稿した質問は削除できない
teratailでもし間違って質問を投稿してしまったら、削除することができません。
間違った質問内容や公開してはいけない内容の質問を投稿してしまったら削除できないので投稿前のチェックが大切です。
teratail利用時の注意点
teratailは、気軽にプログラミング関連の質問ができる、いわゆるホットラインのようなサイトです。
便利に利用できますが、teratail利用には注意点があります。ここでは、teratailを利用するにあたっての注意事項の紹介です。
マナーをわきまえる
teratailに限ったことではありませんが、マナーをわきませることが大切です。
質問して回答を頂いたらお礼をいうことや質問の仕方など、画面越しとはいえ相手も人なので、マナーやルールは守るべきです。
個人情報取扱
teratailの質問を眺めていると「お客」や「顧客」など仕事の案件であることがわかるような質問が散見されます。
質問する際は、情報の取り扱いに注意が必要です。
質問の内容によっては、固有名詞を出さなくてもコードなどで社外秘のものだったりする可能性があります。
口外してはいけないことをうっかり記載して後から大問題に発展するきっかけになるようなことは避けるべきです。
悪口や他のユーザーを攻撃しない
teratailでは見かけませんが、ネット上ではたまに相手の回答を非難や否定するケースを見かけます。
teratailは、プログラミングやエンジニアに関するQ&Aの場なので、回答がおかしいから相手を攻撃することはやめるべきです。
明らかにおかしい回答、ふざけた回答の場合は、運営会社に報告して直接の関与を回避します。
teratailの評判
teratailを使おうと検討している場合、もしくはteratailがどういうサイトなのかを知りたい場合、評判がどうなっているかは気になるポイントです。
ここでは、teratailに関しての高い評判と低い評判について紹介します。
高い評判
teratailの評判が高いところは、「回答が早い」「プロフェッショナルな回答が得られる」「マイナーな質問に対しても丁寧に解説してくれる」です。
他にも「他のエンジニアの回答に刺激を受けてモチベーションが上がった」「質問や回答に高評価をつけてもらえたら嬉しい」などもあります。
使い勝手の高評価については、「SNS対応しているのですぐログインできた」「アイコンを変えて自分用にカスタマイズが簡単」です。
低い評判
teratailの評判が低いところは、「質問内容に対してシビア」「すぐ低評価を押す人がいる」「プログラミングと関係ない質問へは容赦がない」です。
他にも「マナーが悪い、対応が悪い人がいる」「質問が削除できない」などもあります。
teratailの口コミ
teratailの口コミは、概ね評価が良いことばかりです。使いやすさ、質問しやすさ、回答の早さや学習しやすさなどは多く散見されます。
プロ意識の高いエンジニアの意見が聞けることでモチベーションや勉強になるなどの口コミもあり、口コミの評判は高いです。
一方で、質問に対してのシビアさやエンジニアに関しない質問への厳しさなどへの対応が厳しいというマイナスの口コミも見受けられます。
teratailの回答者へのメリット
teratailを利用しているユーザーは質問ばかりするわけではなく、回答する人や回答だけに努めている人などがいます。
回答者は、高評価を得るとランク付けされますが、気になるのは、回答者へのメリットです。
回答者がランキング上位になるとどのようなメリットがあるのか、なぜそこまで詳しく説明してくれるのかなど疑問です。
回答者へのメリットは、ゲーム感覚で楽しめることや人助けができたことを実感できることになります。
ランキングが上がるとゲーム同様、達成感ややりがいを感じることが可能です。teratailの回答者へのモチベーションもつながります。
Qiitaとは
Qiitaは、プログラマーやエンジニアなどIT知識のある人が集まるコミュニティーです。Qiitaは、投稿者が調べてわかったことやコラムなどを投稿しています。
知識の共有がされているサイトなので情報量が豊富です。わからないことや疑問に思うことをQiitaの投稿記事が詳しく解決してくれます。
プログラマーやエンジニアのコミュニティとして素人だけでなく、玄人も情報収集や理解に使えるサイトです。
teratailとQiita比較
teratailとQiitaは、類似していてプログラマーやエンジニアなどIT関連の人にとって助けとなるサイトです。
teratailとQiitaを比較すると違うところがいくつかあります。ここでは、teratailとQiitaの比較についての解説です。
コンセプト
teratailとQiitaは、コンセプトが異なります。teratailは、特に駆け出しのプログラマーやエンジニアにとってホットラインのようなサイトです。
気軽に質問ができてすぐに回答がもらえるため、わからないことがすぐに解決できることを強みとしています。
一方、Qiitaは、知識の共有がコンセプトです。わからないことだけでなく、わかったこと、調べたことをみんなで共有しようというのがQiitaです。
どちらが初心者向き
teratailとQiitaは、どちらが初心者向きかは、探している情報によります。
例えば、プログラミングなどの質問にピンポイントで回答が欲しい時、teratailです。しかし、PythonやC言語などの深い知識が必要ならばQiitaになります。
まとめ
teratailは、回答率が約90%と高い確率で回答をもらえる優れたサイトです。プログラマーやエンジニアの駆け出しの人にとってのホットラインになります。
また、駆け出しでなくてもIT関連の質問を知っている人が答えてくれるので重宝できるところです。
豊富な知識のエンジニアが丁寧に答えてくれて、無料で使えるのは、メリットが大きく、使ってみるべきサイトといえます。