こんにちは!

toiroフリーランス編集部です。

「フリーランスになって自由な働き方ができるようになったけど、マイカーローンって組めるのかな…

「審査が厳しそう…」

そんな不安を抱えているフリーランスエンジニアのみなさんは少なくないでしょう。

会社員とは異なる収入形態であるフリーランスにとって、住宅ローンやマイカーローンなどの大きな借り入れは、たしかに気になるポイントです。

しかし、ご安心ください。

結論からお伝えすると、フリーランスエンジニアでもマイカーローンを組むことは十分に可能です。

重要なのは、フリーランス特有の審査基準を理解し、適切な準備を行うことです。

このコラムでは、フリーランスエンジニアのみなさんがマイカーローンを組むために知っておくべき知識として、審査のポイントからおすすめのローン、経費計上の注意点、さらにはフリーランスエンジニアのマイカーローン申請の実体験までご紹介します!

愛車を手に入れ、仕事もプライベートも充実させるために、ぜひ最後まで読んでみてください。

フリーランスエンジニアでもマイカーローンは組める?

フリーランスエンジニアでもマイカーローンを組むことは可能です。

フリーランスという働き方が一般化するなかで、金融機関もフリーランスへの融資に対して柔軟な姿勢を見せはじめています。

ただし、会社員とは異なる審査基準が設けられているため、その点を理解しておくことが肝要です。

会社員と比べた場合の審査の難易度

一般的に、会社員の方がマイカーローンの審査は通りやすい傾向にあります。

これは、毎月安定した給与収入があるため、返済能力が明確だと判断されやすいからです。

一方で、フリーランスの場合、収入の波があるため、「安定性」という点で慎重に審査されることがあります。

しかし、これは「組めない」ということではありません。

「安定した収入」をいかに客観的に証明できるかが、審査をクリアする鍵となります。

具体的には、事業の継続年数過去数年間の確定申告書の所得額が重要視されます。

審査で重視されるポイントと対策

フリーランスのマイカーローン審査で特に重視されるのは、以下の4点です。

1. 収入の安定性

過去2年分の確定申告書で安定した収入が確認できるかどうかが重要です。

極端な収入の変動はマイナス評価につながる可能性があります。

2. 事業の継続年数

最低でも2年以上の事業継続実績があることが望ましいとされています。

開業したばかりの場合は、審査が厳しくなることがあります。

3. 信用情報

クレジットカードの支払い履歴や他社からの借入状況など、個人の信用情報がクリアであることは大前提です。

過去に延滞などがあると、審査に影響します。

4. 自己資金(頭金)

ある程度の頭金を用意することで、借入額を減らし、返済能力の高さをアピールできます。

これにより、審査において有利に働くことが期待できます。

これらのポイントを踏まえ、日頃から健全な事業運営と金銭管理を心がけることが、マイカーローン審査通過への近道となるでしょう。

マイカーローン申し込みから必要書類準備までの流れ

申請するイメージ

マイカーローンの申し込みは、まず車の選定からはじまります。

希望の車が決まったら、いよいよ具体的なローンの検討と申し込み段階です。

ここでは、申し込みから必要書類の準備、そして融資実行までのステップを具体的に解説します。

マイカーローン申し込みの流れ

マイカーローンに申し込む際の一般的なフローは以下の通りです。

1. 車の選定と見積もり取得

購入したい車を決め、販売店から正確な見積書または注文書を取得します。

これは、資金使途と金額を証明するために不可欠です。

2. 仮審査の申し込み

利用したい金融機関を選び、Webサイトなどから仮審査に申し込みます。

基本的な情報(氏名、年収、希望額など)を入力し、複数の金融機関を比較検討するのもよいでしょう。

3. 仮審査結果の通知

金融機関から審査結果が通知されます。

借入可能額の目安や金利、本審査に必要な書類の情報などが示されます。

4. 必要書類の準備と提出

仮審査通過後、金融機関から求められる正式な必要書類をすべて準備し、提出します。

本審査は詳細な情報に基づいて行われるため、不備がないよう丁寧な準備が求められます。

5. 本審査・最終承認

提出された書類に基づき、金融機関が詳細な審査を行います。

審査結果は電話や郵送、メールで通知され、無事に通過すれば正式な融資の承認となります。

6. 契約手続き

最終承認後、金融機関との間で金銭消費貸借契約を締結します。

この際、借入金額、金利、返済期間、毎月の返済額などを最終確認し、署名・捺印を行います。

7. 融資実行(支払い)

契約手続きが完了すると、指定した口座に借入金が振り込まれるか、販売店へ直接支払われます。

これで車の購入が可能となり、マイカーローンの手続きは完了です。

必要書類と事前準備

マイカーローンの審査には、さまざまな書類が必要となります。

フリーランスの場合、会社員とは異なる独自の書類が求められるため、事前に準備しておくことが大切です。

一般的に必要となる書類

ほとんどのマイカーローンで求められる基本的な書類です。

・本人確認書類

  • 運転免許証(表裏両面)
  • マイナンバーカード
  • パスポート(顔写真付きページと所持人記入欄)
  • 在留カード(外国籍の場合)

※金融機関によっては、健康保険証や住民票など、複数の書類の提出を求められることもあります。
※住所や氏名が最新の情報に更新されているか、必ず確認しましょう。

・資金使途証明書類(車の購入に関する書類)

  • 購入予定の車の見積書、注文書、または売買契約書

※車種名、購入金額、販売店情報などが明記されている必要があります。
借り換えの場合は、現在の車検証やローン返済予定表、直近の返済実績(通帳の写しなど)が必要になることがあります。

・印鑑関連

  • 実印
  • 印鑑証明書

※印鑑証明書は発行から3ヶ月以内など、有効期限が定められている場合があります

フリーランス(個人事業主)の場合に特に重要となる書類

フリーランスの方は、収入の安定性や事業の継続性を証明するため、会社員よりも詳細な書類が求められる傾向があります。

・確定申告書の控え

過去2年分の確定申告書の控えが必要です。

自身で保管している税務署の受付印があるもの、またはe-Taxなどの電子申告の場合は受信通知があるものを準備しましょう。

紛失した場合は、税務署に開示請求を行うことで取得できます。

収入の安定性を判断するうえでもっとも重要な書類になります。

場合によっては、青色申告決算書収支内訳書もあわせて提出を求められることもあります。

・納税証明書

所得税や住民税などの滞納がないことを証明する書類です。

多くの場合、以下の証明書の種類の内、「納税証明書(その1)」(納付すべき税額、納付した税額及び未納税額などの証明)と「納税証明書(その2)」(所得金額の証明)が求められます。

証明書の種類証明内容
納税証明書(その1)(納付・未納)申告・納付すべき税金が、期限までに納付されているか(未納があるか)を証明
納税証明書(その2)(納税額)ある年(期間)の所得税や法人税など、確定申告で確定した税額を証明
納税証明書(その3)(未納の税額)申告していない税金を除き、未納の税額がないことを証明
納税証明書(その4)(申告所得など)申告した所得・控除・納税額などを詳細に記載

入手方法として、最寄りの税務署の窓口で申請するか、e-Taxを利用してオンラインで請求し、郵送で受けとることができます。

・事業内容がわかる資料

※金融機関によっては任意で提出を推奨される場合もあります。

事業の概要を説明する資料、主要なお客様情報、業務委託契約書、主要取引先からの入金がわかる通帳の写しなど、事業の実態を説明できる資料も有効です。

・預貯金通帳のコピー

※金融機関によっては任意で提出を推奨される場合もあります。

預貯金通帳のコピーは、直近数ヶ月分の取引履歴の提出を求められることもあります。

これは、安定した資金状況を示すうえで役立ちます。

ネット銀行やWeb通帳サービスなどを利用している場合は、インターネットバンキングやマイページ内の該当する画面を印刷する必要があります。

該当箇所が分からなければ銀行に問い合わせるなどして、提出先に正しい書類を提出できるようにしましょう。

【事前準備のポイント】

✔ 早めに確認する

申し込む金融機関のWebサイトや窓口で、最新の必要書類リストを必ず確認しましょう。

✔ 最新の情報を揃える

提出する書類は、有効期限内であるか、記載されている情報が最新であるかを確認してください。

コピーが必要な場合

提出前に必ず必要な枚数のコピーをとっておきましょう。

不明な点は問い合わせる

書類の準備で不明な点があれば、遠慮なく金融機関に問い合わせましょう。

これらの書類を漏れなく準備し、不明点があれば金融機関に問い合わせておくことをおすすめします。

事前に万全は準備をすることで、スムーズな審査に繋がるはずです。

※上記は一般的に必要とされる書類を明記しております。詳細は金融機関によって異なるため、必ず事前に金融機関へ確認した上で必要書類を準備するようにしてください。

マイカーローンの種類と特徴を知ろう

マイカーローンにはさまざまな種類があり、それぞれにメリット・デメリットが存在します。

フリーランスの皆さんに適したローンを選ぶためには、それぞれの特徴を把握しておくことが不可欠です。

マイカーローンの種類

・銀行系マイカーローン

銀行が提供するマイカーローンは、業界トップクラスの低金利(年1〜3%台)が魅力。

長期返済でも利息を抑えやすく、堅実な車購入を目指す方に最適です。

審査は厳しめですが、安定収入がある人には有利。

ネット申請や口座保有が条件のことも多く、事前の準備が重要です。

・信販会社系マイカーローン

オリコやジャックスなどの信販会社が提供するマイカーローンは、審査が比較的スムーズで、ディーラー経由で申し込めるのが特徴。

金利は3〜6%と中間層で、車の購入手続きと並行して進められるのが魅力です。

フリーランスや自営業者も利用しやすく、利便性の高い選択肢です。

・ディーラーローン

トヨタやホンダなどのディーラーで車を買う際にすすめられるローンです。

手続きが簡単で即日申込可能なことが多く、スピード感を重視する方に人気。

ただし金利はやや高めで、完済まで車の所有権がディーラーや信販会社にある点には注意。

自由に売却したい人は事前に条件確認をしましょう。

・自社ローン

中古車販売店が独自に提供する「自社ローン」は、審査に通りにくい人でも車を購入しやすい仕組みです。

信用情報を問われない分、金利が不透明で高額になることもあります。

車の所有権が店舗側にある、信用情報に記録されないなどのデメリットもあるため、契約条件を慎重に確認しましょう。

・ビジネスローン

本来は事業用資金を対象としたビジネスローンですが、フリーランスが車両購入に使うケースも増えています。

金利は高め(10%超)ですが、使い道の自由度が高く、オンライン申込も可能。

信用実績を積みたい個人事業主におすすめですが、融資額や審査内容には注意が必要です。

マイカーローンのメリット・デメリット比較表

項目\種類銀行系マイカーローン信販会社系ローンディーラーローン自社ローンビジネスローン
金利の低さ
1〜3%台で最安クラス

3〜6%前後と平均的

高め、5〜9%も
×
10%超が一般的
×
高金利が多い
審査の通りやすさ
フリーランスは厳しめ

比較的通りやすい

購入とセットで通りやすい

信用情報に不安でもOK

フリー向けも多い
オンライン申請
銀行口座保有者はネット申請可

ネット完結型が多い

基本は販売店での手続き
×
ネット対応はほぼなし

Webから申し込み可能
手続きの簡単さ
書類が多く、来店が必要な場合も

簡単な書類と本人確認のみ

車購入時に一括で完了

その場で手続き完了が多い

書類は少なめ、手間も少ない
スピード感
数日〜1週間

即日〜数日が多い

即日手続き可能

当日対応が多い

即日融資も可能
使い道の自由度
車両関連費用に限定

車購入が前提
×
車以外には使えない
×
車購入のみに限定

車以外にも使える
信用情報への影響
信用実績として有効

履歴にしっかり残る

信用情報に記録される
×
信用情報に載らない

実績作りに有効
保証人・担保の必要
場合によって必要

基本は不要

不要がほとんど

保証人なしが多い

必要なことも
その他収入証明・口座開設が前提金利が信販会社や店舗で変動完済まで所有権は販売店や信販会社金利が明示されないケースも使途制限がないが、事業審査あり

フリーランスにおすすめできるのは、やはり金利の低い銀行系マイカーローンです。

信販会社系ローンも選択肢に入りますが、金利と審査基準のバランスを考慮して選びましょう。

特に、フリーランス向けに特化したローンや、柔軟な審査を行う銀行のローンを探してみるのがよい選択です。

各金融機関のWebサイトで金利、審査条件、必要書類などを比較検討し、複数の金融機関に仮審査を申し込むことをおすすめします。

ご自身の状況や重視するポイントにあわせて、最適なローンを選ぶことが肝心です。

審査に通りやすくするためのポイント

フリーランスエンジニアがマイカーローンの審査をクリアするためには、いくつか押さえておくべきポイントがあります。

これらの対策を講じることで、審査通過の可能性を大きく高めることが可能です。

収入証明や確定申告書の準備

前述の通り、フリーランスにとって収入の安定性は最重要視されるポイントです。

過去2年分の確定申告書は、事業の健全性と収入の安定性を客観的に示すもっとも強力な書類となります。

青色申告で節税しながらも、所得額を適正に申告することが重要です。

あまりに所得を低く見せすぎると、返済能力が低いと判断される恐れがあります。

可能であれば、顧問税理士に相談し、ローンの申し込み前に所得状況についてアドバイスをもらうのも一つの方法です。

これにより、より説得力のある資料を準備できるでしょう。

また、売上状況がわかる帳簿業務委託契約書なども補足資料として提示できると、さらに信用の裏付けとなります。

信用情報と過去の借入状況のチェック

信用情報は、ローン審査において非常に重要な要素です。

過去の借入履歴や返済状況は、信用情報機関に記録されています。

クレジットカードや他のローンの支払いを滞りなく行っているか、ご自身で確認しておくことをお勧めします。

万が一、過去に支払い遅延などがあった場合は、事前に信用情報機関(JICC、CIC、KSCなど)に開示請求を行い、ご自身の情報を把握しておくことで、金融機関に説明することも可能になります。

消費者金融からの借り入れが多い場合や、借り換えを繰り返している履歴があると、審査に不利になる可能性があります。

できる限り、借入件数を減らし、健全な借入状況を保つことが望まれます。

消費者金融を利用実績自体は、車のローン審査に影響はありません。

しかし、返済に延滞や滞納があったり、限度額まで利用したりしていると、審査を通過するのがむずかしくなる場合あります。

頭金や借入額の工夫

頭金が無くても借りられる可能性もありますが、ローン審査を有利に進めるために頭金を用意することは非常に有効な手段です。

頭金を入れることで、借入額を減らすことができます。

これにより、毎月の返済負担が軽減され、返済能力が高いと判断されやすくなります。

一般的に、車両価格の20~30%程度の頭金を入れることが推奨されています。

また、借り入れる金額も、ご自身の年収に見あった無理のない範囲に抑えることが大切です。

返済負担率(年収に占める年間返済額の割合)が高すぎると、審査に通りにくくなります。

これらのポイントを実践することで、マイカーローン審査の突破口がみえてくるでしょう。

マイカーローン利用時の経費計上と注意点

フリーランスエンジニアとしてマイカーローンを利用する場合、税務上の知識は不可欠です。

事業用とプライベート用の区分けや経費計上の方法を理解し、適切に処理することで、節税効果も期待できます。

事業用・プライベート用の区分と経費処理

購入した車を事業でもプライベートでも使用する場合、「家事按分」という方法で経費を計上することになります。

✔ 事業利用割合を明確にする

例えば、走行距離や利用時間など、合理的な基準に基づいて事業利用分とプライベート利用分を区分します。

記録を残しておくことが重要です。

✔ 経費にできるもの

車両本体価格(減価償却費)、自動車保険料、ガソリン代、駐車場代、車検費用、自動車税など、事業のために使用した割合分が経費として認められます。

これにより、事業にかかる費用を正しく計上し、節税に繋げることが可能です。

減価償却や利息の経費計上方法

減価償却費

車両本体価格は一括で経費にすることはできません。

固定資産として、法定耐用年数に応じて数年かけて減価償却費として計上していきます。

新車か中古車か、普通車か軽自動車かによって耐用年数が異なります。

利息

マイカーローンの利息部分は、事業用として利用した割合分のみ経費計上が可能です。

元金部分は経費にはなりません。

これらの経費計上は、会計処理を正確に行うことが求められます。

税務上の注意点

領収書や記録の保管

ガソリン代、駐車場代など、経費となるものは必ず領収書を保管し、何にいくら使ったか明確に記録しておきましょう。

税理士への相談

複雑な減価償却や経費計上に関しては、専門家である税理士に相談することをおすすめします。

誤った処理をしてしまうと、税務調査で指摘を受け、追徴課税となるリスクもあります。

個人事業主の場合の青色申告

青色申告特別控除を利用することで、税負担を軽減できる可能性があります。

そのためにも、日々の記帳を正確に行いましょう。

適切な経費計上は、フリーランスの節税対策において非常に重要です。

不明な点があれば、必ず税理士に確認する習慣をもつべきです。

2025年おすすめマイカーローン5選

2025年現在、フリーランスエンジニアにおすすめできるマイカーローンを厳選してご紹介します。

金利、審査の柔軟性、サポート体制などを総合的に評価しました。

低金利・審査が柔軟なローンの紹介

近年、フリーランスの働き方に理解を示す金融機関が増えており、以前に比べて選択肢が広がっています。

横浜銀行マイカーローン(自動車ローン)

低金利で人気の銀行系ローン。仮審査結果が最短即日とスピーディー。オンライン完結で手続きが容易。幅広い用途に対応しており、フリーランスにも利用者が多い実績があります。

  • 金利(年率):0.900%~2.800%(変動)
  • 借入可能額:10万円~1,000万円
  • 事前審査回答期間:最短1日~

JAバンク マイカーローン

地域に根差した協同組合のローン。18歳から利用可能で、多くのJAで低金利キャンペーンを実施しています。組合員でなくても利用できる場合がありますが、地域によって条件が異なります。

  • 金利(年率):0.825%~3.775%(変動)
  • 借入可能額:1万円~1,000万円
  • 事前審査回答期間:最短1日~

金利などの取引条件は、各JAによって異なりますので、JAネットローンのサイトか、お近くのJAまでお問い合わせください。

三菱UFJ銀行 ネットDEマイカーローン

大手銀行ならではの安心感と低金利が魅力。来店不要で全国どこからでも申し込み可能。新車・中古車・バイク問わず幅広い購入に対応。住宅ローン利用者向けの優遇金利も用意されています。

  • 金利(年率):1.650%~2.600%(変動)
  • 借入可能額:10万円~1,000万円
  • 事前審査回答期間:最短即日~

ジャパンダ・ネットマイカーローン(固定金利型 自動車ローン)

将来の金利上昇リスクを避けたい方に人気の固定金利型。全国対応でWeb完結が可能。新規口座開設不要で手軽に利用開始できます。購入車種決定前のお申込みも可能な点が便利です。

  • 金利(年率):1.550%~4.200%(固定)
  • 借入可能額:20万円~1,000万円
  • 事前審査回答期間:最短1日~

ふくぎんマイカーローン Web完結型ローン「車助(しゃすけ)」

全国対応可能な地方銀行のローン。借入金額に応じて金利が設定されるタイプ。車・オートバイの購入や車検、修理など、車に関する費用全般をサポート。Web完結で手続きがスムーズです。

  • 金利(年率):1.900%~3.700%(固定)
  • 借入可能額:10万円~1,500万円
  • 事前審査回答期間:最短2日~

※各ローン記載の金利は2025年7月現在の情報に基づいています。実際の金利は金融情勢や審査結果によって変動する可能性があります。詳細は各金融機関の公式サイトでご確認ください。

人気ローンタイプの特徴と比較

以下のような特徴をもつローンが人気です。

ご自身の返済能力や、金利変動リスクに対する考え方に応じて、最適なタイプを選択してください。

・残価設定型ローン(残クレ)

残価設定型ローンは、あらかじめ数年後の下取り価格(残価)を設定し、車両価格からその金額を差し引いた分だけを分割返済する仕組みです。

月々の支払額が抑えられ、ワンランク上の車にも手が届きやすいのが魅力。

ただし契約終了時に「返却・買い取り・再ローン」から選ぶ必要があり、走行距離や車両状態に制限がある点には注意です。

長く乗るよりも、短期間で買い替えを繰り返したい人に向いています。

・変動金利型ローン

変動金利型ローンは、市場金利に応じて金利が定期的に見直されるローンです。

契約時の金利が低めに設定されることが多く、短期間で返済できる場合には総支払額を抑えやすいというメリットがあります。

ただし、金利が上昇すれば返済額も増えるリスクがあるため、将来の金利変動に不安がある人や、長期ローンを考えている人にはやや不向きです。

景気の動きに敏感な人には選択肢として検討の余地ありです。

・固定金利型ローン

固定金利型ローンは、契約時に決めた金利が返済終了までずっと変わらないローンです。

金利が上がっても返済額は一定のため、毎月の資金計画が立てやすく、長期ローンを組む人には安心感があります。

一方で、変動金利型と比べると初期金利がやや高めに設定されており、市場金利が下がった場合でも恩恵を受けられません。

「金利の上がり下がりに左右されたくない」という人におすすめです。

選び方のポイントまとめ

フリーランスエンジニアがマイカーローンを選ぶ際の最終的なポイントをまとめます。

✔ 金利の低さ:総返済額に直結するため、もっとも重要な要素の一つです。

✔ 審査基準の柔軟性:フリーランスの働き方に理解がある金融機関を選ぶことが大切ですし、地域のJAであれば親身に相談に乗ってくれる可能性もあります。

✔ 審査期間と手続きの利便性:スムーズに手続きを進めたい場合は、オンライン完結型なども検討しましょう。

✔ サポート体制:困ったときに相談できる窓口があるかどうかも重要です。

✔ 繰り上げ返済の可否と手数料:早期完済を目指す場合、手数料の有無を確認しましょう。

複数の金融機関を比較検討し、ご自身の状況にもっとも適したマイカーローンを見つけることが、賢い選択に繋がります。

【体験談】フリーランスエンジニア2年目で600万円のローンに挑戦!リアルな申込~納車レポート

車を購入しているイメージ

toitoフリーランス編集部スタッフの夫(フリーランスエンジニア)が、実際にマイカーローンを組んで車を買い替えた際の、リアルな体験談をご紹介します。

フリーランス2年目にして600万円のフルローンを組むという、少しハードルの高い挑戦でしたが無事購入までたどり着きました。

まだフリーランス歴が浅い方は、ぜひ参考にしてみてください。

プロフィールと車購入計画

まずは、申し込み時点でのプロフィールと状況です。

申込者のプロフィール

  • 年代:30代前半
  • 職業:フリーランスエンジニア(独立から約1年10ヶ月、開業届あり)
  • 年間所得(目安):600万円以上
  • 確定申告の経験年数:2年(弥生会計 Nextfreeeを使用)
  • 借入状況:住宅ローン・クレジットローンなど特になし

車の買い替え内容

  • 購入目的:子ども2人の送迎+旅行用(通勤や仕事利用は少なめ)
  • 現在の車:セダン型のエコカー(ローン残債 約300万円)
  • 購入予定の車:新車の国産ミニバン(総額 約600万円)
  • 希望ローン額:600万円(フルローン)
  • 所有予定期間:3年以上乗る想定

マイカーローン探し

車の買い替えを決めたあと、最初にとりかかったのがマイカーローン探しでした。

「フリーランスでも借りられる?」「ネット申し込みは可能?」「銀行とディーラー、どっちが得?」など、疑問だらけの状態からスタート。

まずはネットで「フリーランス マイカーローン 審査」などで検索し、金融機関や比較サイトを見比べながら、以下のような選択肢を検討しました。

  • 銀行系ローン(低金利だが審査が厳しそう)
  • 信販会社系ローン(通りやすいが金利が高め)
  • ディーラーローン(手続きが楽だが所有権が残る)

「600万円という高額フルローン」がネックになる可能性が高く、慎重に選ぶ必要がありました。

フリーランスという属性だけで、選べる選択肢がかなり限られるのでは……という不安が強く、まずは「通りそうな先」を探すことを念頭に行動していました。

立ちはだかった2つの壁

フリーランスでの大きなローンには不安がつきものです。

さっそく大きな壁が2つ立ちはだかりました。

1. 残債の壁

多くの金融機関では、「既存の自動車ローンを完済しないと、新たな審査ができない」というルールがあります。

残債のあるエコカーが足かせとなり、「残債+新規ローン」の合計が融資上限を超えてしまい、希望額の600万円には届きませんでした。

2. 車の空白期間の壁

「先に車を売却して残債をゼロにしてから申し込む」ことも考えましたが、日常的に車が必要な家庭では、車がない期間は現実的ではありません。

小さな子ども2人の送迎や通院が必要で、1週間のブランクすら不安要素です。

頭金を増やす選択肢もありましたが、貯金を大きく削るのは避けたい状況でした。

意外な救世主、「JAバンク マイカーローン」との出会い

途方に暮れていたとき、まさに救世主が現れました。

それが「JAバンク マイカーローン」です。

正直なところ、「JAはお堅いイメージだから、フリーランス歴が浅いうちは無理だろう」という印象があり、候補から外していましたが、ダメ元で窓口へ行き、正直に状況を説明したところ、意外な展開が待っていました。

「融資が実行される日までには、必ずエコカーの残債をゼロにします。この条件で本審査に進めてもらえないでしょうか?」

すると、JA担当者の方から「大丈夫ですよ」との回答をいただけました。

その条件で仮審査を申し込んだところ、すぐに通過し、本審査も「完済証明書の提出を条件に融資承認」という形で承認されました。

今回のケースでは無事承認にいたりましたが、JAの対応や審査基準は、地域によって異なるため、事前に最寄りのJAに相談することをおすすめします。

契約から納車までの流れ

JAから本審査の承認を得てからは、以下の手順でスムーズに進みました。

  • エコカー売却・残債完済:買取業者に売却し、既存ローンを完済。
  • レンタカーを手配:ミニバン納車までの約3週間をレンタカーで乗り切り。
  • JAで本契約・完済証明書提出:正式にローン契約を締結し、融資が実行。
  • ディーラーへ送金・納車: ディーラーにローン金額を送金し、納車完了

実際に組んだマイカーローンの条件

参考までに、今回組んだローンの詳細です。

  • 借入金額:600万円
  • 適用金利:年利3.01%(変動)
  • 返済年数:15年
  • 返済開始月:融資翌月から
  • 保証人:なし
  • 融資実行までにかかった期間:仮審査通過から2週間
  • 繰上返済の可否と手数料:可(手数料無料)

長期ローンにしたことで、以前のカーローンよりも月々の返済額を下げることができたのは大きなポイントです。

ローン申込から納車までのスケジュール

最後に、ローン申込から納車までの流れを時系列でわかりやすくまとめました。

どんなステップがあるのか、どのタイミングで何をすべきかを把握することで、スケジュール感をつかむ参考になれば幸いです。

日程分類内容
0日目ローン地域のJA窓口で相談。仮審査申し込み
+2日ローン仮審査の承認(現在のローン完済が条件)
+7日ローン必要書類を揃え、本審査申し込み
+11日売却車エコカーの売却先を探し、買取業者と打ち合わせ
+13日ローン本審査承認(現在のローン完済が条件)
+22日売却車エコカーを引き渡し。残債を完済し、証明書を取得
+22日レンタカー納車までの間、レンタカーを手配
+27日ローンJAに完済証明含む本契約書類を提出
+37日ローンJAで正式契約。融資が実行され、ディーラーへ送金
+48日購入車新車のミニバンが納車!ファミリーカーとして活躍開始

この経験で学んだこと:あきらめずに相談する大切さ

今回の経験を通じて感じたのは、「フリーランスだから」「残債があるから」と最初からあきらめず、状況を正直に伝えて相談することの大切さです。

すべての金融機関が柔軟に対応してくれるわけではありませんが、なかには状況を理解して、条件付きで前向きに審査してくれるところもあります。

理想のカーライフを実現するためにも、情報収集と行動力が重要だと実感しました。

まとめ

フリーランスエンジニアとしてマイカーローンを組むことは、決して難しいことではありません。

重要なのは、ご自身の現状を正確に把握し、金融機関が何を重視するのかを理解したうえで、必要な準備を怠らないことです。

今回ご紹介した情報を参考に、ご自身のライフスタイルや事業計画に合った最適なマイカーローンをみつけてください。

愛車が、あなたのフリーランスとしての活動をさらに豊かにしてくれるはずです。

もし、具体的なローンの選択や書類準備で迷うことがあれば、一人で抱え込まず、金融機関の担当者や税理士のような専門サービスに積極的に相談することをおすすめします。

プロの意見や支援を得ることで、より安心して手続きを進められるでしょう。

あなたの理想のカーライフが実現することを願っています。

カーローンでよく使われる用語集

用語意味・説明
仮審査本申込の前に、申込者の信用情報や収入状況から「融資可能かどうか」の目安を確認する審査。
本審査仮審査後、正式な書類を提出して行われる最終審査。融資可否がここで確定する。
残債現在返済中のローンに残っている未返済の金額。次のローンに影響することが多い。
融資実行金融機関がローンの資金を実際に振り込むこと。通常はディーラーなどの販売店に直接送金される。
固定金利契約時に決まった金利が返済期間中ずっと変わらないタイプの金利。返済計画が立てやすい。
変動金利市場の金利状況に応じて金利が変動するローン。金利が下がれば返済額も減る可能性があるが、リスクもある。
所有権留保ローンの返済が終わるまで車の所有権がディーラーや信販会社にある状態。完済後に名義変更される。
保証人申込者が返済できなくなった場合に代わりに支払う義務をもつ人。フリーランスは求められる場合もある。
保証会社保証人の代わりにローンの保証を行う会社。多くの金融機関で利用される。
繰上返済予定よりも早くローンを一部または全額返済すること。手数料がかかる場合と無料の場合がある。
車両本体価格車の基本価格。諸費用(税金・保険・登録費用など)は含まれていない。
諸費用込み価格車両本体に加え、納車に必要な各種費用もすべて含めた総額。ローン申請時はこちらで計算される。
ローン残高証明書現在のローン残債を証明する書類。新規ローン申込時に提出を求められることがある。

フリーランスマイカーローンに関するよくある質問

Q1. フリーランスでもマイカーローンは利用できますか?

A. はい、利用可能です。審査基準や必要書類は会社員と異なりますが、適切な準備でクリアできます。

Q2. マイカーローンの審査で重視されるポイントは何ですか?

A. 収入の安定性を示す確定申告書、事業の継続年数、信用情報が重視されます。

Q3. フリーランスにおすすめのマイカーローンはありますか?

A. 銀行系やフリーランス向けの審査に柔軟なローン、一部の地方銀行、JAマイカーローンがおすすめです。

Q4. マイカーローンの返済額は経費にできますか?

A. 利息部分や事業利用分は経費計上可能です。詳細は税理士にご相談ください。

Q5. 審査に通りやすくするコツはありますか?

A. 確定申告書で安定収入を証明し、頭金を用意して借入額を抑え、信用情報を良好に保ちましょう。

Q6. マイカーローンを組む際、事業の継続年数はどのくらい必要ですか?

A. 一般的3年以上の事業継続実績が求められることが多いです。

Q7. ローン審査前に信用情報を確認することはできますか?

A. はい、信用情報機関に開示請求することで確認可能です。

Q8. 中古車の購入でもマイカーローンは利用できますか?

A. はい、新車・中古車ともに利用できます。

Q9. マイカーローン以外で車を手に入れる方法はありますか?

A. カーリースやカーシェアリングも選択肢です。

Q10. マイカーローン審査に落ちてしまった場合、どうすればよいですか?

A. 審査落ちの原因(収入、実績、信用情報など)を分析し、対策を講じましょう。別の金融機関に申し込むか、改めて申し込むことを検討してください。

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