
2020.01.10
バックエンドエンジニアの仕事内容を解説!必要なスキルと言語は?
こんにちは!
toiroフリーランス編集部です。
WEB業界は拡大を続け、そのためのインフラ整備が急務となっています。
今回はインフラやデータベースに知識が深いバックエンドエンジニアの紹介です。
バックエンドエンジニアの仕事内容、その将来性を確認していきましょう。
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バックエンドエンジニアの定義
バックエンドエンジニアはWebサイトにおけるサービスシステムの実装やデータベースの構築、またはその運用を担当するエンジニアと定義します。 これはあくまで当コラム上での定義であり、企業や団体によってバックエンドエンジニアの定義は多様です。仕事内容は?
バックエンドとはサーバーサイドの処理を意味し、バックエンドエンジニアはそのサーバーに関するプロフェッショナルです。 サーバーの要件定義から設計と構築までを担当するのでサーバーサイドエンジニアと同じ扱いをされることがあります。 データベースの構築やAPIの作成を行い、企業によってはインフラの整備も任されるようです。クライアントからのヒアリング
第一の業務として要件定義があります。クライアントの要望を正確に聞きとり、相手が求めているものを理解します。 プログラミングやフレームワーク、サーバーの知識・スキルも大切ですが、ここで重要なのはヒアリング能力です。 この業務はバックエンドエンジニの特徴的な仕事の1つといえます。設計から開発
サーバーサイドやデータベースにおけるシステムの要件定義から設計、開発までの業務を担います。- サーバー側のシステム開発
- データベースの構築
- APIの作成
- インフラの構築・整備
サーバー側のシステム開発
主にログイン機能やフォーム機能、メッセージ機能などを開発します。 企業によってはサーバーエンジニアがいることがありますが、場合によってはサーバーの開発も任せられます。 そのため、バックエンドエンジニアにもサーバーの知識は必要です。 システム開発以外にもハードウェアの選定なども含めて担当します。データベースの構築
この業務はバックエンドエンジニアが担当する主な業務の1つです。 クライアントの要望に最適なデータベースを選定し、実装します。 案件によってはデータベース拡張を任されることもあるでしょう。APIの作成
構築したサーバーとデータベースがフロントエンドと連携し、初めてWEBサービスが出来上がります。 このバックエンドとフロントエンドの受け渡しを行うAPIの実装はバックエンドエンジニアの仕事です。 最適な仕様でサーバー側とフロント側を繋げるためにフロントエンドの知識も必要となるでしょう。インフラの構築・整備
サーバーやデータベースが正常に動作するネットワークの構築と整備を担当します。 また、サーバーとネットワークが正しく動作しなければWEBサービス全体が止まってしまうので、インフラの監視・点検も業務の1つです。 企業によってはインフラエンジニアが担当することもありますが、バックエンドエンジニアにもインフラの知識が必須です。バックエンドエンジニアの特徴
バックエンドエンジニアはインフラの構築・整備も担当し、フロントエンドに関する知識を持っています。 サーバーサイドからフロントエンドまでの業務を手広く担当できるのが特徴です。 またコストとスケジュールの管理などのマネージメント知識を持つ、という大きな特徴があります。フロントエンドエンジニアとの違い
WEB制作にはブラウザ側のフロントエンドとサーバー側のバックエンドがあります。 フロントエンドエンジニアはHTMLやCSS、JavaScripを使ってWEBサイトの特にUI部分のコーディングが業務です。 それに対し、バックエンドエンジニアの担当はC・C++やPHPなどの言語を用いてサーバー、データベースの構築が主な業務となります。 フロントエンドエンジニアはユーザーが見える部分、バックエンドエンジニアは見えない部分をそれぞれ担当する、という違いです。バックエンドエンジニアの立ち位置
バックエンドはシステムの根幹を支える部分です。 そのためプロジェクトを最初から最後まで完遂する能力が求められています。 また、ただサーバーやデータベースを構築するだけでなく、最適なサーバー運用やデータベース管理を提案する能力も必要です。現場での扱い
バックエンドエンジニアは多岐に渡る業務内容を全て把握している人として扱われます。- 「サーバー・データベースの拡張をしたい」
- 「進行状況を教えて欲しい」
- 「今の予算で大丈夫か」
必須スキル・資格・言語
バックエンドエンジニアとして働くために必要なスキル・資格・言語を紹介します。資格は必要?
バックエンドエンジニアとして働くために必要な資格はありません。 しかし、Oracle認定のサーバー系資格やLPICやITILなどの資格は取っておくと良いでしょう。 資格は自身の能力を証明するので、フリーランス案件の受注につながります。 また、企業や団体によっては資格会得が昇給や昇格の条件となることもあるので資格は持っておいて損がありません。必要なスキル
幅広い業務を担当するバックエンドエンジニアには多くのスキルが必要です。- WEB知識
- プログラミングスキル
- フレームワークの知識
- サーバースキル
- コミュニケーション能力
必須言語
フロントエンドやアプリケーションとは違ってバックエンドは様々な言語でも開発が可能です。- PHP
- Java
- JavaScript
- Ruby
- Python
- Go
キャリアは必要?
バックエンドエンジニアは、プログラミングからフレームワーク、サーバーサイドに至るまでの幅広い知識とスキルが必要です。 それに加えてクライアントから正確な要望を聞き出すためのコミュニケーション能力が必須となります。 その知識とスキル、経験を得るためには一定のキャリアが必要かもしれません。 フリーランスの案件には1~5年の経験年数を指定しているものがあります。 企業に属する社員エンジニアはキャリアと共に年収が上がっているのは確かなようです。企業が求めるバックエンドエンジニア
バックエンドエンジニアに求められているスキルや知識は何でしょうか。幅広い知識・スキル
クライアントとやり取りし、最適な要件を提案する力。 クライアントの要望を満たすサーバーやデータベースの開発に必要なAPIの知識とプログラミングスキル。 作業時間の短縮や予算の削減が期待できるフレームワークの知識。 バックエンドエンジニアにはこれらの幅広い知識を網羅していることが求められています。全体把握能力
幅広い知識やスキルはもちろんですが、それ以外にも必要な能力があります。 ディレクターやフロントエンドエンジニアと連携し最適な開発をしなくてはいけません。 そのため、バックエンドエンジニアには業務全体を把握し、作業スケジュールを管理し予算を管理する能力が求められています。バックエンドエンジニアの将来性
最後にバックエンドエンジニアの将来について考えてみます。新規参入が困難?
バックエンドエンジニアが使用する言語はPHPやRubyなど比較的難易度が高いものが多く、新規参入が難しい職種です。 多様な言語を使いこなし実際に就業するためには幅広い知識とスキル、卓越した能力が必要不可欠となります。 また、それらを使いこなす人材は希少でもあるので一度バックエンドエンジニアとして働きはじめると貴重な人材として重宝されるでしょう。需要はなくなる?
WEB業界は広がり続け、アプリケーションは無数に開発されています。 その度に、データベースやサーバーの開発・実装はほぼ間違いなく必要とされ、インフラの整備も必要不可欠です。 それら全ての業務に精通し、またクライアントの要望に最適な要件を提案できるバックエンドエンジニアの需要はなくならないでしょう。バックエンドエンジニアの今後
バックエンドエンジニアの需要は今後も増え続けるでしょう。 しかし、バックエンドで使用する言語は難易度が高く新規参入が難しいということも分かったと思います。 WEB業界は常に変化し、それらに対応するように新しい技術や言語が登場するでしょう。 幅広い知識とスキルが重要なバックエンドエンジニアは生生流転する技術の波に飲まれないことが大切です。 そのために、常に技術と情報を取り入れていかなければバックエンドエンジニアとして仕事をするのが難しくなるでしょう。まとめ
バックエンドエンジニアはデータベースとサーバーの構築・開発、その保守を担当します。 サーバーエンジニアやインフラエンジニアとの違いとして全体把握・管理していく能力が必須です。 その幅広い知識とスキルを持つバックエンドエンジニアの将来性は明るいといえるでしょう。
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